2018年11月25日

「自分の頭で考えられる」が大事

11月の読書は、
ジャンルがバラバラです(笑)。



まずは
保険の実務を
とても分かりやすく体系的にまとめた本です。

おススメです。

初心者向けですが、全く知識のない方には難しいかもしれません。

けれど、保険全体を網羅していることや、非常に実務的であるため、手元に1冊置いておいてほしい本だと思います。

生命保険、損害保険両方について、新しい商品の情報を刷新して盛り込んでいます。

例えば、通販型で保険料を安くするカラクリについての記述がありますが、うっかりCMなどにのせられないよう、知っておいてほしい内容です。

実務レベルで優れた本だと思います。




定年退職前後の読者をターゲットにすると
きっと売れるのでしょうね。

でも、
どんな世代の人にでも通じる内容です。

むしろ幅広い世代の方に
気づきを得て頂きたいなと感じました。

実例がたくさん出てきて具体的です。

1人ひとりの状況に応じて、考え方や感じ方にとても幅があるのが現実です。

ひとくくりに「定年後はこういう生き方をすべき」と決めつけていないところに好感が持てます。

定年後というタイトルではありますが、どんな年代でも、人間関係やコミュニケーション力が重要だと、改めて感じさせられました。

物事は、本人の受け取り方次第で景色が変わると思います。



次は、
ちょっとだけ目から鱗が落ちました。

PDCAサイクルは、
反省点だけに焦点を当てるのではないのですね。

著者 : 冨田和成
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 : 2016-10-24
よくあるPDCAハウツー本とは、一味違うと感じました。

課題の解決だけでなく、上手く行った時ほどPDCAサイクルを活用する……なるほど、と思いました。
前進するためのフレームワークとして、「たまたま」でなく今後もその成功を再現するためのPDCA。

なるほど。



次は、
6年生の娘に「読んでみて」と
薦めたほどです。

我が家では、割とバラエティ番組を見ている方だと思いますが、私はいつも上の空。
お笑い芸人をよく知りません。

けれど、オリエンタルラジオの中田さんの頭の良さに魅かれました。

本書は、本当に30分で読み終えてしまいます。
私は、基本的には、本書のような空間ばかりのスカスカの本は嫌いです。

しかし、同じ内容を、ダラダラと長文で書いた類書は山ほどあります。

「あっという間に読み終わる。買うほどの内容ではない」
というレビューは何件も見ましたが、簡潔にまとまっているからこそ、あっという間に読み終える展開になっているのだと思います。

響いたのは
「頑張ります」はダメだということ。
確かに。

プレゼンの肝を集約した1冊です。
ビジネスマンだけでなく、子どもから大人まで、社会で生きる人にとって必要な考え方が盛りだくさんだと思います。



次は、
子育て本かと思いきや……

でも面白かったです。


新聞の書籍広告で見て、売れているとのことで読んでみました。
子育て本かと思ったら、数学者の視点から見た論理の本でした。

いえ、創造と違っていて良かったです。

AI技術が苦手とするジャンルについて、理解が深まりました。私たち人間は、そこを磨かなければなりません。

きちんと推論するということ。

私の元へも、答えだけを知りたがる質問が多く寄せられます。知らないことをよく考えずに、テレビなどで語られる話に同調する意見も寄せられます。

なぜそうなるのか。
生産効率を上げることはAI技術にまかせて、推論のできる人間になりたいと思いました。

「AIに仕事を奪われるのでは?」などと心配する方は、後半を読んでみると面白いと思います。



続けて、
論理思考の本を読んでみた
……つもりが……


自分の考え、自分なりの答えを持つことがいかに大事かを、論理脳クイズを解きながら養う、というタイプの本。

そういえば、前にこの著者の本を読んだ時も、同じようなパターンでした。

クイズ本を読みたかったんじゃないぞ、というのが率直な感想。

確かに、「なぜ、そう考えるのか」は大事。でも私は、この本を通じて思考実験をやりたかったわけではなく……。

ちょっと残念。



実用書が多かったせいか、
ハイペースで読めました。




オリエンタルラジオの中田敦彦、
いままであまり関心がなかったですが
頭の切れの良さに今後も注目したいです。


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毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて

ライフプラン→マネープラン研究所
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            石原 敬子  

Posted by FP石原敬子  at 22:11Comments(0)読書録お薦めの本

2018年11月01日

お金と仕事と家と、思考。

今朝の雲は、
見事な模様を描いていました。




10月後半は、
ライフプラン関係の本が多かったです。

まずは、コーチングのカリスマ、
アンソニー・ロビンズ。

いきなり冒頭で著者への「称賛の声」を掲載するとは!
ちょっと引いてしまいました。

私の仕事仲間でもアンソニー・ロビンズ崇拝者はたくさんいますが、本書では、ごく当たり前のライフプランニングを説いているだけという感じでしかありませんでした。

資産形成の基本中の基本が記されています。お金への向き合い方を指南してくれる内容です。しかし、私にとってはそれ以上のものはありませんでした。

人生の歩み方やそのために欠かせない資産形成について、一から基盤を築きたい方にはお勧めです。



次は、
仕事を選ぶにあたって
考えておきたい「軸」を教えてくれる本。

タイトルのように
単純に年収アップを狙うためではなく、
仕事への向き合い方も学べると思います。

就職活動をする前に、ぜひ読んで頂きたい本です。
学生さんや、若いビジネスマンにおススメです!

私も、営業時代は本書の著者と同じことを思っていました。

現在、フリーランスになり、自分で全てをやるようになってみると、若い頃にいかに生意気なことを言っていたかがよくわかります。

響いたのは
「理不尽なことや嫌なこと、ストレスは学びを得るチャンス」
というところ。

本当にそうです。成長のステップです。

数字が読めると、確かに仕事の全容が見えて年収もアップするでしょう。
本書は、それ以上に、仕事の本質を学ぶことができる内容です。



割と読みやすい本が続いたので、
月末にまとめて
サクサクと読み進めました。


次は、
家を買う前には絶対に読んでほしい本。

私はファイナンシャル・プランナー(FP)です。

本書の著者さんは、工務店の経営者ですが、FP以上にFPらしいと思いました。

「いつか家が欲しい」
と思っている方には、絶対に読んで頂きたいと思います。

家を買うには、家だけの予算ではダメなのです。
「家づくり」と表現されていましたが、家を買うのにもれなくついて来る工事や書類、手続きなどの費用について、とても丁寧に説明されています。

また、ローンの借り方について。審査の舞台裏やローンの計算など、とても分かりやすくかかれています。

きっと、多くのお客さんに支持される工務店さんなのだろうなあと感じます。ぜひお目にかかりたいぐらい。

繰り返しますが。

いつか家を買いたいと思うのなら、一度、本書を読んでみて下さい。



最後は、
データ処理に役立つかな、
と思って読みました。

統計の結果を「どう活用するか」がかかれています。
統計の入門書としては、秀逸だと思います。

最後の9章がとても良かったので、この「思考」についてもっと膨らませて1冊の書籍にてし頂けると、売れるのではないかなあと思いました。

入門書を意識してか、母集団は「みんな」、標本は「誰」と説明しています。
日ごろから統計に携わる人にとっては、当たり前すぎることを、一般の読者にもわかるように言い換えている箇所が、特に前半に多くありました。

データを受け取って、眺めているだけだという人(私もその一人です)にはお勧めです!



そうか。
データをいじって、
明らかな傾向が出なくても、
自分の軸で考えた結論を
正々堂々と述べればいいのですね。


すごく勉強になりました。


今月後半、
お金の話、仕事の話、家づくりの話、
と来て、
最後に統計思考の話。



忙しかった10月ですが、
振り返るとかなり充実感があります。



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Posted by FP石原敬子  at 22:01Comments(0)雑感読書録お薦めの本

2018年10月21日

多忙につき、新書2冊がやっと

新刊の出版と、
朝日新聞の連載スタート、
日本FP協会の仕事

など、もろもろてんこ盛りで、
読書が進みませんでした。



約20日で2冊。


「ミスター円」の榊原さんは
毒があるけど好きです。

豪華メンバーの鼎談ということで
読んでみました。


このメンバーで、AI?

と思いましたが、読み進めてみると、やはり政治の章の方がおもしろかったです。
テンポが違います。

榊原氏―竹中氏、の対立も期待していましたが、思ったほどでなく、共通認識もお持ちでした。

異端者と言ったら失礼ですが、本音を語る方はやはり面白いです。

旬のタイトルをつけたつもりかもしれませんが、興味深かったのは政治と行政の話題だったので、星は3つです。



次は、

うーん、普段新聞を読んでいれば
分かる程度の内容でしたかね……。

まあ、現状を整理するには良かったかな。


日本及び世界の現状と、今後の見通しについてまんべんなく書かれています。

ただ、
ふだんから日経新聞程度のニュースを追っていれば、既に頭に入っているような内容でした。

今後の対策などについても、特に目新しいと感じるものはなく、期待しただけにちょっと残念です。

半日あれば、読了できます。




10月下旬は、
滞っていることを
進めると同時に、
本も
読みたいです。

読書の秋ですね。


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            石原 敬子
  

Posted by FP石原敬子  at 22:03Comments(0)雑感読書録お薦めの本

2018年09月30日

いつの間にか……

本を読み続けていることで、
いつの間にか身についていた、
と気づいたことがあります。



タイトスケジュールの中、
コラムなどの文章を
何本も書き上げなければならない現状。



以前に比べて、
格段に文章を仕上げるスピードが
早くなっています。




文章を書くことよりも
構成を練る時間と、
繰り返し見直して仕上げる時間の方が
圧倒的に長いのですが、



構成はスパッと決まるし、
見直しの効率も良くなっていると
実感しています。



ということで

まわり道のようですが、
やはり今まで通りの
読書ペースは死守したいものです。



9月下旬に読んだ4冊。
立て続けにご紹介します。


元キャビンアテンダントさんが、これだけの文章を書かれたということでまず驚きました。
取材や資料の読み込みにかなりの時間を費やしたことと思います。

そこまでの労力をかけてでも、真実を多くに人に知ってもらい、当事者に事実を語ってもらいたいと願っているのでしょう。

広く多くの方が手に取る書籍という形では、確信が持てても断定できない、その表現が難しかったのではないかと想像します。それでも読者には、真実であろうことが伝わってきました。

事件当時、ドキドキしながらテレビにかじりついていました。もちろん当時は事故だと思っていました。
最近、官僚の不祥事が続いていますが、共通点を見出したような気がします。

天の星となった事件の犠牲者の皆さんに、ご冥福をお祈りいたします。そして、真実が語られますように。




精神科のお医者様の視点からとらえた「終活」の本。

私たちFPと入り口が違うだけで、言いたいことはだいたい同じです。

時間やお金の使い方、価値観についての提言が多く盛り込まれています。

心の面から終活テーマに入る精神科医と、お金の面から終活の話をするFPとで、行きつくところは同じ場所、総括的なライフデザインです。

本書から得られたこと

「1日10個の物を捨てる」

……実践しなければ。


高齢になるほど、コミュニケーションの重要性は意識したほうが良い……これは大丈夫かな。



投資信託の基本がかかれている本です。
類書やマネー雑誌と同様の内容だと感じました。




政治家や官僚のスキャンダルは、このようにして「作られる」のだと感じました。

そもそも高橋先生も、スーパー銭湯のような所でハメられた経験をお持ちでしたよね。近い時期に、植草克秀さんも痴漢だったか何かで捕まりました。

都合の悪い主張をする人をつぶしていく国って、レベルが低いですね。とても残念です。

そんな国に住む私たちは、情報の本質をしっかり読み取るリテラシーがなければ流されてしまう。

アンテナ感度を高めないといけないなと思いました。




図書館の
予約の順番が回ってきたものから読むので、
ジャンルはバラバラです(笑)。



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Posted by FP石原敬子  at 21:52Comments(0)読書録お薦めの本

2018年09月16日

姿勢は大事。メンタルにも大きく影響

私の枕元には、
30分で消灯する
照明があります。

毎晩、
この照明が
消えるまでの間が
読書タイム。

それと、
移動時間や待ち時間です。


セミナーの仕事に役立つかと思い、読んでみました。

マンツーマンで話をする際に役立つポイントを、いくつか発見できました。

コーチングの技術と共通する点が多かったです。

即答で断るのは、相手の意志を無視していることになるので、まずは肯定する。正解は多数存在する。

うんちくは、相手に語ってもらう。結論を自分から語らずに傾聴する。

どれもこれも、当たり前のことなのですが、実際に会話をしているときにはなかなかできないことばかり。本書を読んで、あらためて肝に銘じる点が多々ありました。



寝る前にさらっと読むのに
ちょうど良かったのがこちら。


多くの方にお勧めしたい本に出合いました。

ダニエル・カーネマン教授が行動経済学でノーベル経済学賞を授賞されたのは、15年以上前だったと思います。

その時に知った「行動経済学」。

これほど衝撃的なジャンルはありませんでした。証券会社の営業職だった私は、常日頃、お客様との会話の中で、「なんで?」「なんでそんなことするの?」と思うことがたくさんあったからです。

行動経済学というジャンルを知ってからは、この分野の本や記事はずいぶん読みました。

本書ほど面白く、誰にでもわかる書かれ方をした本はありません。

多くの方が「あるある」と思って読み進めることでしょう。

是非お勧めします! どなたにでも!



捨てられない私。
手放すのが苦手です。

片付けの本かと思ったら、
終活の本でした。

日本で流行っている終活とはちょっと雰囲気が違う、ちょっとおしゃれできれいな「終いじたく」の提唱でした。

1項目ごとに差し込まれている写真が素敵です。

ゆっくりと、本当にお気にいりのものを厳選して残そう、それ以外のものは手放そう、と思える空気が流れています。

自分の居心地を良くすること。
自分がきげんよくいるために。

生活のあり方を考える、それはとても贅沢なくらし。

理想だな~!



素敵な雰囲気の「終いじたく」を読んだ後は、
また今度は違う形のセカンドライフについて。


お客様が読んでいらっしゃると伺ったその直後に、偶然、テレビの経済番組に著者が出演して個人による中小企業買収について語っているのを見ました。

確かに。
起業するよりリスクが低いかもしれませんね。

ただやはり、組織である程度のマネジメントの経験がないと難しいかなと思います。
もっとも、起業するのはそれ以外の能力も必要でしょうけれど。

ライフプランニングの参考になりました。
セカンドライフの1つの選択肢として、有力候補となり得ると思います。

アンテナ感度を高くして、人脈を広げ、自分の得意・不得意を見つめてみると、嘱託やアルバイトでないセカンドライフも実現可能でしょうね。

ただしその際は、素人判断ではなく、中小企業専門のM&Aコンサル会社などの専門家のバックアップは必要だと思います。



最後は、
私が一番関心の高いジャンル。

そう、そう。

姿勢は、
単に体を支えるだけの話じゃないのよ。

絶賛! 絶賛!
おススメです!

著者 : ZERO GYM
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 : 2017-10-17
ヨガには毎日でも行きたい私。

以前は「Tarzan」を10年近く、毎号続けて買っていて、独身時代は24時までスポーツジムにいるのが日課でした。

激しく共感する内容でした。


姿勢は、整形外科的な健康を保つだけじゃないんです。

マインドフルネスがブームになって久しいですが、身体が整うと心も整います。集中力を保つことができると、さまざまな力を発揮することができます。

本書を理解するためにブリッジを使ったのでしょうけれど、ブリッジができるとかできないとかは、そう大きな問題ではないでしょう。

それよりも、ブリッジができる身体に「整える」ということを主眼に読んで頂きたい本です。




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            石原 敬子  

Posted by FP石原敬子  at 22:24Comments(0)読書録お薦めの本

2018年08月30日

ヨガに行けず、読書三昧

あと少しで、夏休みが終わりますね~♪

早く自分のペースを取り戻したい!

結局、
8月はヨガに2回しか行けませんでした。

その代わり、
細切れの時間がたくさんあったようで、
ちょこちょこ本を読む時間は
確保できました。

「情報のクオリティを見抜く」
今のように、スマホを見れば情報だらけ、という時代には、大変必要なスキルです。

本書は、「読書はしないといけないの?」という朝日新聞の投書からスタートしていますが、読書は情報のクオリティを見抜くためのスキルの蓄積の手段であって、もし他にその力を養う方法があるのなら、別に読書にこだわらないと思います。

それに、本をただ読んでいるだけでは全くダメで、自分の頭で考えながら読む必要があります。
誠に同感です。

本や新聞を読み、毎日文章を書いていると、気付けばステップアップしているな、と気づく瞬間が時々あります。

時間を有効に使いたいものです。
本を読むのは時間がかかると思われがちですが、他の無駄なことをして時間を捨てているより、ずっと意義のある時間の使い方だと思います。



スポーツ・トレーナーとして名の知れた、
岩﨑由純さんの本。

子育てに使えるネタが満載でした。

コーチングに通ずるところがあるかな、と思って
読んでみました。

スポーツの世界における
「負けたら走らせるぞ」的なしつけは、
日常でもよくありますね。

「ピアノの練習をやらなかったら、ゲームやらせない」
「宿題やらなかったら、おやつあげない」
「お掃除しなかったら、お出かけしない」

などなど。

それを、別の表現にしたらいいんですって!

「ピアノの練習をしたら、ゲームやろうね」
「宿題が終わったら、おやつ食べてね」
「お掃除したら、お出かけしようね!」

「して欲しいこと」で表現する……そう、分かっちゃいるけど、やっちゃいけないこと、やって欲しくないことを言葉にしてしまうんですよね。

「未来を問う質問」というのも、なるほどと思いました。

放っておいてもできている点を褒めるのではなく、改善のためのプロセスや、がんばっている点を褒める。

出来上がった時の成功は、褒めるのではなく、喜ぶ。

少しの違いなのですが、受け取り方は大きく違うでしょうね。実践します。



次は、
なかなかの長編で、
少し前に半分だけ読んで途中になっていた
残りを読破したもの。

トランプ大統領の、
何だかわからないあのこだわりが
ちょっとわかったような気がしました。


トランプ大統領が、なぜ、一部の国民から、あそこまで支持されるのかが分かったような気がします。
アンチ・オバマの理由も本書で理解できました。

日本でも格差は問題になっていますが、日本より格差の大きな米国での実情は、もっと厳しい。

しかし著者のように、状況を覆すための応援や環境さえあれば、抜け出すこともできるのでしょう。貧困層をどのように導いていくかが米国の政策には必要だということがよく分かりました。


と、これを読んだ後に

自民党の石破さんの最新刊。
面白かったです。
自民党の総裁選、楽しみです。


「丁寧に説明を」
という言葉が、何度出てきたことか。

「誠実」
という文字も、何回繰り返されたことか。

石破さんのお人柄が良く伝わって来ました。
閣外に出て以後、マスコミで取り上げられることが減った石破氏ですが、おそらくじっくりと根を張っていらっしゃるのでしょう。

地方票の人気がある理由がよく分かります。
目前に迫っている自民党総裁選、ちょっと楽しみです。

政治とは少し離れますが、
本書で紹介されている、田中派の選挙事務所での仕事を紹介したくだりは、今自分が抱えている、ちょっと背伸びする必要がある難しい仕事をやり遂げるために、エールを送ってもらった気がしました。



最後は、ちょっと期待外れ。
刈谷にあった回転ずしの「かいおう」が
紹介されていました。

入り口の恐竜が突拍子もない「かいおう」でしたが、
それなりに美味しかったし
ネタの種類も多かったし、
撤退した時はとても残念だったです。


倒産、または事実上倒産に追い込まれた会社のエピソード。

裏話として面白い面もありましたが、発見や学びがあったというワケではなく、期待外れでした。

時代の流れに目を向けずにいたとか、身の丈に合わない事業展開をしたとか、気のゆるみとか、何だかそんな言葉で片づけてしまいたくなるような読後感です。



そろそろ
「読書の秋」ですかね。



この先、ちょっと忙しくなりそうで
あまり本を読めないかもしれません……。


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            石原 敬子

  

Posted by FP石原敬子  at 22:39Comments(0)読書録お薦めの本

2018年08月15日

「人生を買っている」

今日は、
名古屋の最高気温が29度台だったと
ニュースで伝えていました。

最高気温が30度に達しなかったのは
7月7日以来だそうです。

パラソルで読書

8月も
あっという間に
前半が
終わり。

8月は、
生活のペースが
いつもと違うので
あまり読書が
進みませんでした。

前半の2週間で3冊。



まずはこちら。

「自分との会議」に
時間を割くという提案が、
新しい視点でした。

よく「英会話を習得したとしても、
論理が組み立てられなければ意味がないから
日本語をしっかり学ぶべき」
といわれます。

それと同じような発想だなと思いました。

確かに、
言葉を巧みに扱うことができたとしても
それは表面的なものであって、
「内なる言葉」と向き合って
考えを深めることができなければ、
「外に向かう言葉」を使用することができません。

後半は、
「内なる言葉」に意識を向け続ける習慣を
身につけるための記述です。

後半がとても役に立ちました。

引用しているたとえ話が
とても分かり易かったです。



その
「自分との会議」の時間を
設けるために

やりたくないことだからこそ
さっさと片づけてしまう~

という流れで、こちら。


特に目新しいことは書かれていなかったのですが、
本書を通読して、
モチベーションを立て直すことが出来ました。

前向きになれる本です。

すごく当たり前のことばかりだし、
ちょっと意識の高い系の人なら
誰でも実行していることばかり。

でも、
「分かっちゃいるけど出来ないのよね」
という私には、
ときどきこの手の本を読んで、
自分をシャキッとさせる必要があるかもしれません。

そう、そう。そうね。
と思えた記述は、次の通り。

・タイムリミットの設定
・予定と予定の間のバッファ時間
・迷ったときはプラス面を判断材料に
・リラックス
・失敗は「いい勉強した」

今からでも、「手近な一歩」を着実に積み上げようと思います。


そして最高のシナリオ。

意義のある使い方に価値を置く、
「支出は人生を買っていること」

名言です!

意外とアメリカでも、終身雇用がはびこっていたのね。

というのが素直な感想。
アメリカは、スキルで食べていく国というイメージは
勝手な印象だったのか。

私自身が
会社員をやめて「職(ジョブ)から働き(ワーク)へ」
となったのが15年前。

ギグ(単発の仕事)でも、
仕方なく引き受けたり、収入面を重視して受託したり
ということも、正直あります。

でもやっぱり
自らの手で、お気に入りのギグのパネルを組み合わせて
心地よく仕事をしたいと思います。

第2部の「休みを増やす」は、とても参考になりました。

あらかじめ休みを取る最良のシナリオをしっかりと考えていきたいです。

終盤のライフプランニングは、共感を抱く内容でした。
家計簿の支出分類は、使い途を可視化するため。
1円たりともキッチリ数字が合うような家計簿つけは、意味のないことだと思っています。

お金を使うことについて
「人生を買っている」
と表現していました。

大げさでなく、本当にその通り。
名言です。



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2018年08月03日

良い本に出合えた7月。

7月は、突っ走った感満載です。

読書もしていたのですが、
記録を先延ばしにしていました。

ようやく入力したのでアップします。



初版1968年です。
文庫本も出ています。

気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。

日本経営合理化協会出版局
発売日 : 1996-09-01
稲盛和夫氏がどこかで推薦していた本だったので、読んでみました。

8月に自分の誕生日を迎えるので、そこから1年間、成功プログラムを実践してみようかなと思いました。
できるだろうか。ちょっと自信がありませんが、1年間やり遂げられたら、新しいステージが待っているような気がします。

自分を変えたい人におススメです。



次は、
内容もさることながら、
各単元の構成が素晴らしい展開で
コラムなどの執筆に際し、
真似したいなと思いました。


表紙のデザインは軽い感じですが、
意外と骨太な内容でした。

自分で考え、自分で行動する

という点がキモです。

当たり前じゃないか、と思うかもしれません。
最近の自己啓発本、ビジネススキル本には
たいていそのようなことが書いてあります。

本書が類書と違う点は、優れた構成です。
どの単元も、

1)リード
2)「~という経験はないだろうか?」(あるある)
3)本文、詳細の説明

という構成になっています。

非常に分かり易い。すーっと頭に入ってきます。

取り上げられている事例や示唆する内容は、それほど目新しいことはありません。
が、優れた構成ゆえ、説得力が増して受け取れます。

見習いたいです。



英語?
話せるより、伝えたい内容の方が
大事じゃないの?

と、日ごろから思っている私です。


「英語が話せる米国人は、皆グローバルか?」

同感です。
話す内容に自分の芯のある意見があるかどうかの方が
表現する言語ができるかどうかよりも重要だと、私も思います。

紙の新聞とネットのニュースの違い、上手く表現されていると思いました。

親御さん世代でも紙の新聞をとらない人が多い現代ですが、論理的な思考を養うにはやはり紙の新聞から情報を取り、考える力をコツコツと身につけるのが良いと思います。賛成です。



別にワタシ、
さかなクンに特別興味があったわけじゃないんですよ。

でも、
さかなクンのお母さんって、
きっとすごいんだろうなあと思って読んでみたんです。

先日、さかなクンのトークショーを見せて頂きました。

トークショーの感想は、
「さかなクンのお母さんって、すごい子育てをしてきたんだろうなあ」
でした。

それ以来、
さかなクンの生い立ちが書かれた本はないかなと探して出合った本です。

やっぱり!

さかなクンのお母さんってすごい。

どうすごいかって?

ぜひ、本書を読んでみて下さい!!



弾丸のようにアップしています。
ジャンルがバラバラで恐縮です。

単純に、
私が読了した順番にアップしています。


個人投資家さんには、
景気指標を読む時の参考書として
本書をお勧めしたいです。

主な日本の景気指標の解説です。

投資経験の浅い方には難しく感じるかもしれませんが、この程度の指標が読み解けるようにならないと、投資成果が上がらないと思います。

勘や直感、あてずっぽうで売買をするのはリスクが高まります。「損をしたくない」と思いながら投資をするなら、本書レベルの内容は理解しておいた方が失敗を抑えることができると思います。



7月は、
多くの良書に出合えた月でした。

一番良かったのは、さかなクンかな~。




友達にも勧めまくりました(笑)。



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2018年07月07日

無謀だけれど、自信を持って挑戦

6月は忙しかったせいか、
あまりハードな本は
読めませんでした。



けれど、

自分自身を見つめ直す
気づきを得たような気がします。



これから先に
目いっぱい背伸びをしなければ
こなせない業務を控えており……



改めて、
気持ちが引き締まる読書ができました。



まずは

タイトルの「年を重ねるほど」が
気になって読んでみた、こちら。

「年を重ねるほど」というキーワードが引っかかったので、読んでみました。はたして、今の自分はどうなんだろうと思ったのです。

読み終えると、気持ちがポジティブになりますね。

自分の価値観を大事にしている方だなと思いました。人に気を使ったり顔色を見たりしながら過ごすよりも、自分を大事にしている方が、かえって周囲の人にも心地よいと思います。

コミュニケーションのコツとして、「相手にどうしてほしいか聞く」という点が、なるほどと感じました。

「結局、人生は思い通りになっている」は、その通りだと思います。嫌だな、やりたくないな、と思っていると、それ自体を「思った」ことになりますから、それも「思い通り」なのですよね。



数週間前、
昔の仕事の先輩が、
私を勇気づけてくれました。

プレッシャーと不安を抱えていた私に

「仕事だから、厳しい局面もあると思うけど
自信を持って挑んでください。

あなたなら大丈夫」と。


それと同じようなエールを
国谷さんから頂いた気分です。

実家に住んでいた頃は、
よく見ていた番組、「クローズアップ現代」。

キャスターの国谷さん、カッコいい女性だなあと思っていました。


本書を読んで、相当な覚悟で挑んでいた番組だったことがよく分かりました。

私事ですが、
ちょうどこちらを読んだ時期、
この先、無謀と思われる大きな仕事が待ち受けています。

ときどき、
「引き受けなければよかったなあ」と不安に思う時があり、そんな最中に、本書を読みました。

勇気づけられました。

「真正面から取り組み覚悟」

「ひたむきに」

「全身で」

「真剣勝負」

このような言葉が、私のプレッシャーを心地よいチャレンジ精神に変化させてくれました。

また、国谷さんの「フェアへのこだわり」が強く感じられました。見習おうと思います。とても強い方です。

真似できないかもしれませんが、真似したいです。



最後は
グサッとくる点がてんこ盛りでした(笑)。

30年にわたって支持されている本の
ワイド版です。

全然古さを感じません。


今回、「ワイド版」を読みましたが、初版から30年経った今も、十分通用する内容でした。

忘却は必要。
忘れることに対する偏見を取り払う。

何でもかんでも手に入れたくなる私に、響いたメッセージです。

価値観にもとづいて忘れる。

価値観のものさしをはっきりさせていないと、上手に忘れられませんし、肝心なものを残せません。

関心・興味の核をはっきりさせること。

理想かもしれませんが、近づきたいものです。



ぜい肉をおとしておかないと、
動きがとれなくなるのは
人体と同じだそうです!


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            石原 敬子  

Posted by FP石原敬子  at 22:05Comments(0)雑感読書録お薦めの本

2018年06月18日

自分で考え、自分で行動する

低学年の頃は、
後先考えずに宿題を後回しにして、
夜に大変なことになっていた我が娘。



今日は5時間授業で早く帰ってきました。
友達が遊びに来て、
宿題をやらずに遊んでいました。



先に遊んでからでも、
夕飯までに宿題を終わらせるには
何時に遊びを切り上げれば良いか……

私に言われなくても、
時間を見て動けるようになっているなあ、と
感じられるこの頃。



なので今日は、
先に遊んでいても、私は何も言わず。

友達が帰ってから、
YouTubeを見ていても、何も言わず。



時計を見ながら、
「さ、そろそろやるか!」と。

その後は黙って、
一気に宿題を終わらせていました。



手取り足取りが必要な幼児から、
「手を出す」と「見守るだけ」のバランスを
徐々に変えていくのが良いのかな。



ふと、そんなことを思いました。


著者 : 船津徹
ダイヤモンド社
発売日 : 2017-07-06
書評だったか、広告だったかで目にした本書。売れているそうなので、読んでみました。

特別、目新しいことが書かれているわけじゃないと思います。けれど、多くの子育てパパママには、参考になると思います。

こちらに書かれている「自信」「考える力」「コミュニケーション力」を養うことは、私も同感です。
どんなに学業ができても、自分で考え、応用が利く人間でなければ、社会では役に立ちません。

これらを完全に身につけるのは確かに難しいですが、これらの力を伸ばそうと心がけながら子どもとの会話を10年も続けていれば、自然に自立していくと思います。

小学校を卒業するぐらいには、いつの間にか自分で考え、行動できるようになっているのではないでしょうか。

すごく当たり前のことが、書かれています。



今年の株主総会では、
買収防衛策を取りやめる動きが
出ています。


コーポレートガバナンスが
徐々に浸透してきている今、
村上氏の足跡を
世間はどのように見ているのでしょうか。


村上氏の想いが、痛いほど伝わってきました。村上氏に対しては、まだまだ世間では冷たい視線を投げているかと思いますが、私は、本書を読んで、村上氏を絶賛します。

今、日本はようやくコーポレートガバナンスの制度と考え方が広がり始めたところです。

村上ファンドで騒がれた当時を振り返ると、企業統治の遅れている日本国内で、村上氏の行為が先行していたので誰も理解してくれなかったというだけのことでしょう。

村上氏が叩かれて、その後、上場会社の多くが買収防衛策を講じました。昨今、上場会社の間では、当時定めた買収防衛策を止める方向になっています。

出遅れている日本、ヤレヤレ。海外投資家からの評価が低いのは、日本のマーケットの自業自得ですね。


「上場とは何か?」の問いに答えてくれる内容です。





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Posted by FP石原敬子  at 22:37Comments(0)株式投資読書録子どもの成長お薦めの本