2017年09月11日

つみたてNISAの基本

NISA:基本中の基本

ジュニアNISAの基本

と来たら、

次は
『つみたてNISAの基本』

でしょう~(笑)。

ということで、
今日は、

2018年1月からスタートする

『つみたてNISA』

を簡単に説明しましょう!!



NISAとは、
「少額投資非課税制度」です。

『つみたてNISA』は
その名の通り、

NISA口座の中で、
積立式の投資をする


というものです。



現行のNISA口座の中で、
投信積立をしている方も
いらっしゃるでしょう。

(実際、うちの娘は
ジュニアNISA口座で
投資信託の積立をしています)

だとしても、
それは現行のNISA口座や
ジュニアNISA口座なので、
これまでのルールに基づいた
上限額や非課税期間となります。

ご注意ください。



さて、
ちょっと混乱するかもしれませんが
話を『つみたてNISA』に戻します。



2018年からは、
「積立専用のNISAが始まる」
と思ったらよいでしょう。



『つみたてNISA』は、
通常のNISAよりも、
厳しい条件をクリアした銘柄にしか
投資できません!!



厳しい条件をクリア?
それって、ナニ?

ETF(上場投資信託)。

それと、

金融庁お墨付きの、
極めて「長期投資・分散投資」に
適した公募株式投資信託。


株式の個別銘柄は、対象外です。

公募株式投資信託は
約6,000種類あります。

そのうち、
極めて「長期投資・分散投資」に
適しているという条件に合うものは
120種類だそう。

(半年前には50種類しかありませんでした。
手数料を引き下げるなどして、
条件をクリアした投信が続出しました)

それでも
6,000種類のうちの、
120種類ですからね。



その120種類ほどの
具体的な銘柄は、
10月になると
金融庁から発表されるそうです。



制度面で
通常のNISAと違う点は

・投資額が年40万円まで

・定期的に一定金額の買付けを継続

・投資期間が2018年から2037年までの最長20年間


です。



注意点は、

つみたてNISAは、
従来のNISAと併用できません。

同じ金融機関でもダメです。



そもそも
通常のNISA口座も
同じ年内に複数の金融機関で
開設してはいけません。

(1年ごとに金融機関を変更するのはOK
ただし
そのための手続きと日数を要します)



ETFは証券会社でなければ
購入できません。

公募株式投資信託は、
銀行、信金、郵便局などと証券会社。



公募株式投資信託は、
窓口となる金融機関が
取扱っている銘柄でないと
取引できません。



お目当ての投資信託がある場合、
それを取り扱う金融機関はどこなのか、
調べて口座を作ることになります。



『つみたてNISA』のスタートは
2018年1月からですが、
口座を開設するのは
2017年10月から可能。



手続きが混みあうと
1月からの積立に
間に合わないことも。



『つみたてNISA』を始めたい方は、
早めの情報収集をお勧めします!



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            石原 敬子  

Posted by FP石原敬子  at 22:41Comments(0)株式投資投資信託NISA