2018年02月07日

株価は下げ止まったか?

今日も、私は
丸1日株価を見ていられない日でしたが、
相場に張り付いていたら
目が離せない日だったようですね。



前場に大きく上げて、
後場は売りに押されたようです。

2日続けて暴落したので、
不安になった投資家は、
今日の反発で戻り待ち売りを
考えたのだと思います。



昨年は
本当によく株価が上がったので
そろそろどこかで
調整があってもおかしくない水準だったのは
誰もが認めるところ。

そのきっかけが
なかなか訪れなかった、


そこへ
米国の金利上昇懸念という
「売る気になる絶好の材料」
が舞い込んできました。



そろそろ売ろう、
いつか売ろう、
と思っていた投資家にとって、

売るための明確な理由が
出来たというワケです。



株価上昇が続けば
売り圧力が高まるのは当然のこと。


「今でしょ~!」と、
2日間で大幅な調整をしました。



過熱感が高まった場面で、
今回のように、
短期間で大幅に下落して、
程よい水準にリセットされることを

値幅調整

と言います。



一方、

売りは一気に集まらず、
ダラダラとほぼ横ばいのまま、
大きく下げない代わりに、上げもしない

と、過熱感が冷めるまで
ただ日にちだけ経過して行く状況を

日柄調整

と言います。



どちらも、
上がり過ぎた株価の調整局面です。



今回の値幅調整では、

「どこまで下げるのか」

が気になるところだと思います。



それを探るために、
今日は、
日経平均株価の週足チャートを見てみました。



そして、
週足の株価と、
26週移動平均線を比べました。



2016年9月に
13週線と26週線がゴールデンクロスして以後
きれいな周期を
繰り返しているように見えます。



2016年9月以後、
株価が26週線を割り込んだのが
今回で4回目。


【1回目】2016年11月
26週平均:16,545.13
株価(安値):16,111.81
かい離率:-2.62%


【2回目】2017年4月
26週平均:18,845.82
株価(安値):18,224.68
かい離率:-3.30%

【3回目】2017年9月
26週平均:19,580.66
株価(安値):19,239.52
かい離率:-1.74%

【4回目(今回)】2018年2月
26週平均:21,827.34
株価(安値):21,078.71
かい離率:-3.43%


こう見ると、
今回の下げも
それほど過大ではないことが分かります。

2017年4月の調整局面と
マイナスかい離はそう変わりません。

今日の日経平均終値は21,645.37。

26週移動平均の21,827.34を
0.83%下回った水準。

明日以降も、
26週移動平均近辺でウロウロするようなら、
適切な調整水準だと思います。



26週移動平均を大きく割り込んだら、
トレンドが変わる
すなわち、
下げ基調になるでしょうね。



さて、
明日はどうなりますやら。


(投資はご自身のご判断でお願いします)



今日は、
名駅付近の会場だったので

我が家お約束の
ツバメヤさんのわらび餅!!



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            石原 敬子

  

Posted by FP石原敬子  at 22:40Comments(2)株式投資投資全般