2018年02月23日
50歳から前を向いて生きるための……
2月は、
特に上旬がぎゅうぎゅう詰めで。
例年のことなので、
計画的に進めて2月を迎えればいいのですが、
年末年始から怒涛のように流れてきて
あっという間に2月。
それも下旬
久々に、私の中での大ヒット!
子育てが一段落して、
一番楽しい時期じゃありませんか!
次は、
読んでいて徐々に、
何だか「自社のセミナーの宣伝?」
と思ってしまいました。
「セミナーに来られない方に、
本書で学んでもらいましょう」
ってことらしいですけど。
そして、
日経読者にはおなじみの
滝田編集委員の新書。
折しも、
株式市場が不穏な動きを見せた
時期に手に取りました。
最後は、ブームの「行動経済学」。
でもちょっと類書と違うテイストなので、
一度読んでみて下さい。
……こうして何冊も一度にアップせず、
こまめに上げたいものです……
お金の座談会開催中!
『FPにちょっと聞いてみよう お金のコト』
毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて
ライフプラン→マネープラン研究所
http://www.keikoishihara-fp.jp
石原 敬子
特に上旬がぎゅうぎゅう詰めで。
例年のことなので、
計画的に進めて2月を迎えればいいのですが、
年末年始から怒涛のように流れてきて
あっという間に2月。
それも下旬
金利については、個人投資家の多くの方が難しいと感じていらっしゃるようです。
本書は『「超」入門』とありますが、やっぱり投資経験の浅い方や経済・金融への関心が薄い方には難しく感じられるのではないかという印象です。
それでも、「超」でなくとも入門書として、平易な言葉を意識して使われていると感じました。日経新聞や経済ニュースなどに抵抗感がない方だったら、面白く読めるのではないでしょうか。
金利については、短期金利と長期金利を明確に区別して理解してもらえるように説明するのが重要だと思っています。
その点で、本書は理解の助けになるだろうと思います。
今後、マイナス金利政策の出口については、ますます注目が高まるでしょうし、場合によっては波乱もあるでしょう。そのような環境に置かれた時に、慌てずに済むよう、金利の動向や政策がわたしたちの生活にどのように関わって来るのかを知っておくのは大切だと思います。
本書は『「超」入門』とありますが、やっぱり投資経験の浅い方や経済・金融への関心が薄い方には難しく感じられるのではないかという印象です。
それでも、「超」でなくとも入門書として、平易な言葉を意識して使われていると感じました。日経新聞や経済ニュースなどに抵抗感がない方だったら、面白く読めるのではないでしょうか。
金利については、短期金利と長期金利を明確に区別して理解してもらえるように説明するのが重要だと思っています。
その点で、本書は理解の助けになるだろうと思います。
今後、マイナス金利政策の出口については、ますます注目が高まるでしょうし、場合によっては波乱もあるでしょう。そのような環境に置かれた時に、慌てずに済むよう、金利の動向や政策がわたしたちの生活にどのように関わって来るのかを知っておくのは大切だと思います。
久々に、私の中での大ヒット!
子育てが一段落して、
一番楽しい時期じゃありませんか!
久々に拍手! ブラボー!
坂東先生、ナイス!
「50歳から前を向いて生きていくための指南書」です。
ベースにあるのは、リンダ・グラットン著『LIFE・SHIFT』です。
50歳以降を「余生」と呼ぶのではなく、メインの人生の第2ステージと位置づけ、ステップ踏みましょう!!
坂東先生、ナイス!
「50歳から前を向いて生きていくための指南書」です。
ベースにあるのは、リンダ・グラットン著『LIFE・SHIFT』です。
50歳以降を「余生」と呼ぶのではなく、メインの人生の第2ステージと位置づけ、ステップ踏みましょう!!
次は、
読んでいて徐々に、
何だか「自社のセミナーの宣伝?」
と思ってしまいました。
「セミナーに来られない方に、
本書で学んでもらいましょう」
ってことらしいですけど。
自分自身の棚卸し、というところでしょうか。
主に仕事面における、自分自身の見直しのためにどうぞ。
ほとんどは類書でも言われているような内容ですが、自分の足跡、価値観、眠っている強みなどを活かしきれていない方が読まれると、発見があるでしょうね。
多くの人は、PDCAの「P」と「D」しかやっていない……確かにそうだと思います。本書で一番響いたのは、ここでした。
主に仕事面における、自分自身の見直しのためにどうぞ。
ほとんどは類書でも言われているような内容ですが、自分の足跡、価値観、眠っている強みなどを活かしきれていない方が読まれると、発見があるでしょうね。
多くの人は、PDCAの「P」と「D」しかやっていない……確かにそうだと思います。本書で一番響いたのは、ここでした。
そして、
日経読者にはおなじみの
滝田編集委員の新書。
折しも、
株式市場が不穏な動きを見せた
時期に手に取りました。
まさにタイムリー!
2月に入って株式市場の大幅な調整を迎え、
その後のマーケットも信頼感が薄く
ウロウロしている最中に本書を読みました。
滝田さんの文章やお話は、
例えが上手なので尊敬します。
「この言葉を使えば誰もがイメージできる」という、端的にその事柄を表現する語句を持ってくるんですよね。
ダラダラとした説明がなく、「言い得て妙」な単語。
そのためとてもリズミカルで、非常に読みやすいんです。
ところで滝田さんといえば、新書の論調はもっと硬かったと思います。本書は、まるでエッセイかと思うような出だしの第1章。するするっと引き込まれて行きました。
何気ない日常の出来事や街の様子から、景気の動きをキャッチします。その感覚、そのアンテナが投資家や生活者としてとても大事。
つまり、バブル崩壊に巻き込まれない防衛術なのです。
滝田さんの視点を真似て街を歩けば、景気の先読みができるようになるのではないか? と思います。大変勉強になる1冊です。
日銀の今後の出方はどうなるのだろう?
いま、誰もがそう思っていると思います。ぜひ、大きな動きが出る前に、本書を通読されることをお勧めします。
2月に入って株式市場の大幅な調整を迎え、
その後のマーケットも信頼感が薄く
ウロウロしている最中に本書を読みました。
滝田さんの文章やお話は、
例えが上手なので尊敬します。
「この言葉を使えば誰もがイメージできる」という、端的にその事柄を表現する語句を持ってくるんですよね。
ダラダラとした説明がなく、「言い得て妙」な単語。
そのためとてもリズミカルで、非常に読みやすいんです。
ところで滝田さんといえば、新書の論調はもっと硬かったと思います。本書は、まるでエッセイかと思うような出だしの第1章。するするっと引き込まれて行きました。
何気ない日常の出来事や街の様子から、景気の動きをキャッチします。その感覚、そのアンテナが投資家や生活者としてとても大事。
つまり、バブル崩壊に巻き込まれない防衛術なのです。
滝田さんの視点を真似て街を歩けば、景気の先読みができるようになるのではないか? と思います。大変勉強になる1冊です。
日銀の今後の出方はどうなるのだろう?
いま、誰もがそう思っていると思います。ぜひ、大きな動きが出る前に、本書を通読されることをお勧めします。
最後は、ブームの「行動経済学」。
でもちょっと類書と違うテイストなので、
一度読んでみて下さい。
2002年ノーベル経済学賞のカーネマン教授、続いて2017年ノーベル経済学賞のセイラー教授。
いま、行動経済学がブームです。
本書は、日経新聞朝刊の「経済教室」コーナーの特集を編集し直したものです。読み進めながらも随所で「あ、これ読んだな」と記憶のどこかに。
ところで本書は、
「認知バイアス」「アンカリング」「フレーミング効果」などといった、行動経済学でよく出てくる用語を前面に出して解説する類書とは一線を画しています。
どちらかというと、日々の生活や仕事の中で抱く感情が、経済学的にどのような意味を成しているのかといった側面に焦点を当てています。
私は、やる気・モチベーションの章が面白かったです。
他に、幸福論、差別・偏見、希望学、メンタルヘルスなどの章があります。各章ごとにテーマに分かれ、それほど文字量も多くない小論文なので、幅広く多くの方が読みやすいと思います。
いま、行動経済学がブームです。
本書は、日経新聞朝刊の「経済教室」コーナーの特集を編集し直したものです。読み進めながらも随所で「あ、これ読んだな」と記憶のどこかに。
ところで本書は、
「認知バイアス」「アンカリング」「フレーミング効果」などといった、行動経済学でよく出てくる用語を前面に出して解説する類書とは一線を画しています。
どちらかというと、日々の生活や仕事の中で抱く感情が、経済学的にどのような意味を成しているのかといった側面に焦点を当てています。
私は、やる気・モチベーションの章が面白かったです。
他に、幸福論、差別・偏見、希望学、メンタルヘルスなどの章があります。各章ごとにテーマに分かれ、それほど文字量も多くない小論文なので、幅広く多くの方が読みやすいと思います。
……こうして何冊も一度にアップせず、
こまめに上げたいものです……
お金の座談会開催中!
『FPにちょっと聞いてみよう お金のコト』
毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて
ライフプラン→マネープラン研究所
http://www.keikoishihara-fp.jp
石原 敬子