2018年05月31日

メルカリの株が上場します

メルカリの株が上場します。

東京証券取引所の「マザーズ」という
ベンチャー向け市場です。

創業5年という、スピード上場です。



メルカリは
みなさんもよくご存じの
フリマアプリの会社です。

知名度が高いので、人気化しそうですね。



株式投資は、
株価と会社の価値とを見比べて、
妥当な株価だと思えば買えば良い。

……というのが基本です。



上場前の公募・売り出しで買えればラッキー。
IPO(株式公開)株ってやつです。



【メルカリのIPOスケジュール】

●仮条件決定日
2018年6月1日(金)

●ブックビルディング期間
2018年6月4日(月) ~ 2018年6月8日(金)

●売出価格決定日
2018年6月11日(月)

●購入期間
2018年6月12日(火) ~ 2018年6月15日(金)

●上場日
2018年6月19日(火)


メルカリでなくても、IPO株は大人気です。

毎回コツコツと申し込んでいる投資家でも
年に1回当選するかしないか、
という程度かと思います。



IPOの申し込みは、
幹事証券会社で取扱っています。

幹事証券の中でも、主幹事証券会社が
公募・売り出し株の多くを持っていますので
主幹事証券から配分される株数が圧倒的に多いです。



ただし、
厳正なる抽選が義務付けられているわけではありません。

公平な抽選だとよく言われているのは
ネット証券です。



●主幹事証券
大和証券

●幹事証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券
みずほ証券
野村證券
マネックス証券
SBI証券
岩井コスモ証券
極東証券



IPOが当たらなかった場合は、
上場日以後に市場で買うことになります。



株価はオークション方式で決まりますから
人気が過熱すると、
株価は跳ね上がります。



妥当な水準以上で買ってしまうと
熱が冷めた時に大変なことに!



では、
妥当な株価って
いくらぐらいなのでしょう?



「その企業が
年間にどれだけの利益を上げるか」



「その企業が
持っている資産価値はどれぐらいか」



「その企業の将来性はどうか」

など

判断のものさしはさまざまです。



市場に参加する投資家は、
これらを総合的に考えて売買を行います。

売買を繰り返し、株価はしだいに
妥当な値段に落ち着くのが一般的です。



「ユニコーン」(時価総額1000億円超の未上場企業)
と呼ばれるメルカリは、
既に上場している、他のアプリ事業の会社や
フリマ事業の会社、Eコマースの会社などと
単純比較して良いものか、悩ましいところです。



ちなみに、
メルカリの直近の業績は……

●売上高  261億4,700万円
●経常損益  19億5,100万円の赤字
●最終損益  34億3, 400万円の赤字

※2018年6月期第3四半期(17年7月~18年3月)累計



さあ、
マーケットはどう判断するでしょうか。




今日は夫の誕生日でした。

娘が選んだケーキは……




娘が大好きなサーティーワンの
「ポッピングシャワー」を使ったアイスケーキ。
しかもスヌーピーを食べたのは、娘!

(いったい 誰の誕生日だ!?)



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            石原 敬子  

Posted by FP石原敬子  at 22:28Comments(0)株式投資最近のニュースから