2018年08月11日

自分に合ったファンドを選ぶには

先日のこと。


「○○ファンドってどうなんですか?」

と聞かれました。



そのファンドのレポートを
ダウンロードして、
運用状況を解説しました。

ファンドマネージャーの
今後の運用方針も、
文面を咀嚼して説明しました。



でもたぶん

その方は、
ファンドの状況や
今後の運用方針を知りたいのではなく、

そのファンドが「良い」か「悪い」かを
知りたかったようです。



悪い商品なら、
金融庁から認可が下りませんので、
ファンドとして存在しません。



将来の運用の結果が
良くなるかどうかは、
今後の経済環境に依拠します。

つまり現時点では分からない。



なので、

ファンドの決め手は

運用方針
どんな銘柄を組み入れているか
純資産は着実に増えているか
コストは他の動揺のファンドに比べて妥当な水準か
過去の値動きはどうだったか


といった

投資家向けレポートに書かれている
ファンドの概要や状況を読んで
「投資したい」と思えるかどうか
だと思います。



投資家向けレポートは
ファンドの運用会社や
そのファンドを取り扱っている金融機関の
サイトからダウンロードできます。



投資家向けレポートには
週次・月次・決算期ごと
のものがあります。



月次のレポートを数か月分読めば
だいたいの傾向が分かると思います。



運用会社によって
レポートの様式は異なります。

概要は同じような項目が並びますが
ファンドマネージャーのカラーが
にじみ出ているファンドもあります。



淡々と必要な項目が並んでいるより、
ファンドマネージャーの想いが
つづられている投資家向けレポートの方が
大切な資金を託したいと思えるものです。



同じような投資対象のファンドが
複数の運用会社から出ていたら
ぜひ見比べてみて下さい。



それぞれ特徴があるものですよ。



「コレだ!」って
ピンと来るファンドに出合えると良いですね。




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            石原 敬子


  

Posted by FP石原敬子  at 21:59Comments(0)投資信託