2018年08月15日

「人生を買っている」

今日は、
名古屋の最高気温が29度台だったと
ニュースで伝えていました。

最高気温が30度に達しなかったのは
7月7日以来だそうです。

パラソルで読書

8月も
あっという間に
前半が
終わり。

8月は、
生活のペースが
いつもと違うので
あまり読書が
進みませんでした。

前半の2週間で3冊。



まずはこちら。

「自分との会議」に
時間を割くという提案が、
新しい視点でした。

よく「英会話を習得したとしても、
論理が組み立てられなければ意味がないから
日本語をしっかり学ぶべき」
といわれます。

それと同じような発想だなと思いました。

確かに、
言葉を巧みに扱うことができたとしても
それは表面的なものであって、
「内なる言葉」と向き合って
考えを深めることができなければ、
「外に向かう言葉」を使用することができません。

後半は、
「内なる言葉」に意識を向け続ける習慣を
身につけるための記述です。

後半がとても役に立ちました。

引用しているたとえ話が
とても分かり易かったです。



その
「自分との会議」の時間を
設けるために

やりたくないことだからこそ
さっさと片づけてしまう~

という流れで、こちら。


特に目新しいことは書かれていなかったのですが、
本書を通読して、
モチベーションを立て直すことが出来ました。

前向きになれる本です。

すごく当たり前のことばかりだし、
ちょっと意識の高い系の人なら
誰でも実行していることばかり。

でも、
「分かっちゃいるけど出来ないのよね」
という私には、
ときどきこの手の本を読んで、
自分をシャキッとさせる必要があるかもしれません。

そう、そう。そうね。
と思えた記述は、次の通り。

・タイムリミットの設定
・予定と予定の間のバッファ時間
・迷ったときはプラス面を判断材料に
・リラックス
・失敗は「いい勉強した」

今からでも、「手近な一歩」を着実に積み上げようと思います。


そして最高のシナリオ。

意義のある使い方に価値を置く、
「支出は人生を買っていること」

名言です!

意外とアメリカでも、終身雇用がはびこっていたのね。

というのが素直な感想。
アメリカは、スキルで食べていく国というイメージは
勝手な印象だったのか。

私自身が
会社員をやめて「職(ジョブ)から働き(ワーク)へ」
となったのが15年前。

ギグ(単発の仕事)でも、
仕方なく引き受けたり、収入面を重視して受託したり
ということも、正直あります。

でもやっぱり
自らの手で、お気に入りのギグのパネルを組み合わせて
心地よく仕事をしたいと思います。

第2部の「休みを増やす」は、とても参考になりました。

あらかじめ休みを取る最良のシナリオをしっかりと考えていきたいです。

終盤のライフプランニングは、共感を抱く内容でした。
家計簿の支出分類は、使い途を可視化するため。
1円たりともキッチリ数字が合うような家計簿つけは、意味のないことだと思っています。

お金を使うことについて
「人生を買っている」
と表現していました。

大げさでなく、本当にその通り。
名言です。



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            石原 敬子
  

Posted by FP石原敬子  at 21:59Comments(0)読書録