2019年01月28日

豊田市は都市力ランキング14位

今朝の日本経済新聞に、
都市力ランキングの記事が出ていました。



データで見る地域 都市力ランキング
文化・交流、京都1位 政令市が上位占める


森記念財団が昨年まとめた
日本の都市特性評価 2018
からの記事のようですが。

(なぜ、今日の朝刊に?)



日経の紙面には、
都市力1位から10位までのスコアが
棒グラフで紹介されていました。


1位:京都市
2位:福岡市
3位:大阪市


「ふ~~ん……」


と思いながら記事を読み進めていると



本文中に、豊田市の記述が!



「総合順位は14位だが、
指標ごとにみると
財政と市民生活・福祉で全国トップだった。」



興味があったので、
元の資料(日本の都市特性評価 2018 概要版)を
見てみました。


概要版がPDFでダウンロードできます。



豊田市が上位に位置している分野は

<経済・ビジネス> 4位
(トップ3は、大阪・名古屋・福岡)

<生活・居住> 7位
(トップ3は、福井・松本・長野)

<環境> 11位
(トップ3は、浜松・松本・松江)

<交通・アクセス> 17位
(トップ3は、大阪・名古屋・福岡)



都市特性を明らかにするための
「クラスター分析」
での豊田市は、
他に似通った都市がないほどの
独自路線のようです。

「活力と住みやすさが共存し、
強固な自治体財政の企業城下町」


「個性あふれる都市例」として、
日本の都市特性評価 2018のサイト上でも
豊田市のレーダーチャートが紹介されています。


強みは、「財政」と「市民生活・福祉」
「雇用・人材」「生活の余裕度」も
比較的高いスコアです。


他の都市より見劣りするのは
<文化・交流>の全般と、「健康・医療」。

面白いのは、
分野として<経済・ビジネス>は
高いスコアにもかかわらず、
その中の指標の一つ「人材の多様性」が
偏差値50ラインを下回っていること。

……わかる気がします……



ところでこの事実を、
豊田で生まれ育った方は
あまり実感されていないご様子で。



関東で、
証券会社に勤めた後、
ファイナンシャル・プランナーとして独立した私から見ると、
やはり豊田の皆さんは、
生活にゆとりがある空気が漂っています。



決して大金持ちという感じではないのですが、
お財布に余裕がある。
なので、気持ちもゆったりしている。

そんな感じがします。









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            石原 敬子