2019年02月04日

まずはワイン、徐々にチーズ

2月1日、
日本とヨーロッパ(欧州連合=EU)の間で、
経済連携協定(EPA)が発行されました。



日本とEU加盟国との間での
貿易の壁が低くなったのです。



対象の品物によって、
関税がゼロになったり、
関税率が引き下げられたり、
徐々に引き下げて最終的にゼロになったりと、
さまざまです。



日本の消費者である私たちは
ヨーロッパの品物を
今までよりも安く買えるようになります。



大きく伝えられているのがワイン。

これまでは、
欧州産ワインには関税が掛けられていました。

その関税率は、
「代金の15%」または
「1リットル当たり125円」の
どちらか安い金額でしたが

2月1日から、関税がかからなくなったのです。
報道では、
イオンなどのスーパーや
アマゾンなどのネットショッピングで
欧州ワインの値下げセールが行われているようです。



ワイン1本分の関税撤廃は価格帯にもよるのですが、
750mlで、
おおよそ100円程度から300円程度の値下げが多いようです。



カマンベールチーズなどは、
徐々に関税が引き下げられ、
最終的には16年目に関税率がやっとゼロに。



一方で、
革製品や洋服などの高級ブランドは、
関税撤廃・引き下げを反映するかどうかは、
間に入る商社などの対応しだいだそうですよ。



日欧EPA発効、ワイン・生ハム続々値下げ 売り場でアピール(日経電子版 2019/2/1)

日欧EPA、恩恵まずワインから 2019年2月発効 (日経電子版 2018/12/17)

ワインとチーズ



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            石原 敬子