2019年04月26日

いま、使わないお金の置き場として

本日掲載の朝日新聞
「知りたい投信 なるほどリッパー」欄では、
1月から3月までの
投資信託の運用成績について
書かせて頂きました。



昨年10月から12月までは
先進国の株価が急落し、
年が明けたら一転、
下げた分と同じぐらいの値幅で戻りました。



先進国株が下げている最中、
新興国の株価が上昇。

世界中のさまざまな金融商品を
取り揃えてみると、
何かが値上がりしている傍らで
何かが下落しています。



どれが当たって、どれが外れるかは、
誰にもわかりません。



なので
コツコツと長期運用するのであれば、
結局はバランスファンドが無難なのでしょう。



投資信託は、
「儲けよう」などと肩に力を入れるものではなく、
「世界経済の成長に見合うペースで
自分の資産価値を上げていく」
といった程度の、
資産形成のツールと思ったら良いと思います。



「いま、使わないお金の置き場」という感じでしょうか。
積極的にガツガツ投資するものではありません。

物価に追いつかない預金では
実質的にマイナスになるだけですから、
使うまでに長期間置いておくには、
バランスファンドが向いていると思います。


朝日新聞20190426


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            石原 敬子