2019年06月25日

ジャンルいろいろ

6月は、中旬まで
目が回るような忙しさでした。



電車での移動時間は結構あったのですが、
疲れがたまっていたせいか、
車内で本を読み始めると
あっという間にウトウト……。


タイトルに惹かれて読んでみました。
サラッと読める内容です。

特に目新しいことは書かれていませんでしたが、
共感できるキーワードや、
自分ができていない点に改めて気づかされた等、
読んで得られたことはいくつかありました。

「生きることは選択の繰り返し」は共感。
私も、
何もしない、やらない、も選択だと思っています。

何もしないことを選択した。
やらないことを選択した。
ということ。

やらないことを選択したのは、自分。


「簡単に手に入ると、簡単に失う。
努力して手に入れたら、長くとどまる」

確かにそう。

反省させられたのは、
「周囲に頑張りを求めない。やりたいからやっているのだ」
という部分。

若い頃、上司に言われたことを思い出しました。
夫が干した洗濯物がくしゃくしゃでも、
洗ったお風呂がぬるっとしていても、
目をつぶることにします(笑)。



「テルマエ・ロマエ」も読んだことがない私。
でも気になっていた著者の本です。

ヤマザキマリさんの本、一度読んでみたかったのです。

深い。とても深い方なのだと思いました。
実は著者のマンガは読んだことがないのですが、
おそらく、
全力で描いているだろうと想像がつきます。

翻って私の仕事への姿勢を反省したり、
参考にしたいと思えることがあったり。
忙しかった日々の後に読んだのですが、
頑張ろうっていう気になりました。


「どん底を経験すると経験値が上がる」
というのは、共感します。

「本気で投げれば、本気で返ってくる」
最後にとても印象的な言葉でした。

『プリニウス』を読んでみたくなりました。



普段から、
自宅学習が嫌いな娘に対して、
私がいつも言うことは……

「勉強するも、しないも、
あなたの人生だから、お好きにどうぞ」

我が娘は、自宅学習が大っ嫌い。

「学校でちゃんとやってるから
家ではやらなくていいの」
が口癖です。

本書では、
日本一の学力がついたのは、
勉強を一生懸命やったからでない、
ということがよくわかります。

規則正しい生活習慣。
自分で考える学習計画。
学習のめあてや課題などの目的を理解していて、
何を学ぶかがちゃんとわかっていること。
授業は意見を出して、学び合う場であること。

どれも、
大人にとっても、
生活や仕事の場で必要なことばかりだと思います。

学ぶ喜びを感じていると、勉強って楽しいですよね。
家庭で取り入れられる形にアレンジして、
できることから実践してみたいと思います。


次は、
「平成の経済振り返り」
みたいなものを期待していたのですが、
ちょっと違ったみたい。

経済学を学び始めの大学生。
ビジネスの地盤となる経済の基礎を理解したい、若手社員。
新聞に出てくる言葉を理解したい、一般の方。

そういう方におすすめです。

イラストや図解が多用されていて、見やすいと思います。

ただ、私は「平成30年間の経済ニュースのまとめ」と思って読んでみたかったので、ちょっと違ったかな。

経済学の基礎と、日本を含む世界経済の簡単な歴史、経済の時事ニュースを、単元ごとにコンパクトにまとめてある内容です。

なお、1時間では読めませんでした。1時間半ぐらいでしたかね。



佐藤優氏・副島隆彦氏の対談。
対談だから、それほど難しくありません。

マスコミの報道をうのみにしないためにも、
一読をお勧めします。

このお二人の対談の割には、分かりやすい表現および内容でした。

ふだん日経新聞などを読んでいるだけでは触れられない、
(というより報道されない)記述が盛りだくさんです。

私は、時事ニュースのバランスをとるため、この手の書籍を読むようにしています。こういう見方もあるのだと、視点の違いに驚かされます。


6月後半は、
ジャンルがばらばらの読書でした(笑)。






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            石原 敬子
  

Posted by FP石原敬子  at 22:23Comments(0)読書録お薦めの本