2023年02月17日

株は売るのが難しい、ホントに?

「株は売るのが難しい」とよく言われます。
私は、あまりそう思っていません。



買う時は、「今後どうなるか」が不透明です。
どうなるかわからないものを選んで買うのですから、
買い注文の方が難しいと思うのです。



一方、売り注文は、ほぼ現在値に近いところで
換金して投資が終わります。
投資が終了した後に手元に入る現金は、
基本的に価値が変わりません。



そういう見方をすると、
買った瞬間からどうなるかわからない資産と
この先を共にする、買い注文の方が
不透明だと思うのです。



売ったお金は、自分でコントロールできます。
欲しいものを買おうが、生活費に使おうが、
次の銘柄を買おうが、自分しだいです。



「売るのが難しい」という言葉を使っている人は、
高く売るのが難しい」
とおっしゃっているのですよね。



そりゃあ難しいですよ。



「高く売ろう」と、
欲張らなければ良いのではないでしょうか。



それに、
売ったお金を有意義に使えば良いのでは?
そのままその銘柄を持ち続けるよりも、
有意義な使い方をするのです。



いえ、特別な使い方をしましょう
と言っているのではありません。



売ったお金で、欲しかったものを買ったんでしょ?
売ったお金で、暮らしが成り立ったんでしょ?
売ったお金で、ほかの銘柄を買ったんでしょ?



売ったお金を使っておきながら、
売った銘柄が値上がりしたときに
「損をした」などと言わないでください。



売ったお金で得た、モノやサービスに
目を向けてみませんか。



株を持っているより、
「売ったお金でこれができて良かった」と
思えるようなお金の使い方をしてください。



何も難しくありません。
成行で売り注文を出せば、簡単に売れますよ。



こういう内容のコラムを書こうとしています。
まとめるのが難しいなあ。

つみたてワニーサ&とうしくん


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            石原 敬子

  

Posted by FP石原敬子  at 20:51Comments(0)株式投資