2021年02月11日

小説を読まなくなっちゃいました

私は、速読はできません。

読書のテクニックはありません。
目次をだいたい眺めてみて、
全体的に何がかかれているかを
確認してから本文に進みます。



一度読んでも、
内容を忘れてしまうことは
よくあります。



ひどい時には、
同じ本を2度読んでいて、
しばらく読み進めてから
2度目だと気づくことも。



なので、
本を読みながらノートにメモをし、
それを見ながら感想を整理し、
Booklogにアップしています。



お勧めしたい良書はもちろんですが
ちょっと残念な本でも、
読了したらアップしています。



ということで
まずはちょっと残念な本。


クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 : 2020-06-26
特に目新しい内容ではありませんでした。
コミュニケーションの教科書通り、ありきたりの内容だと感じました。

また、理想的なことが書かれていて、具体例に欠けているので、表面的な感じがします。

「正しく怒る」方法として、「相手にどうみられているか、ちょっとだけ視点を変えて、考えてみる」というのですが、怒っている時に客観的にできる人はそうそういないでしょう。

確かに、視点を変えて考えるのは大切です。では、どうしたら視点を変えることができるのか、そのコツのようなものが書かれていると、読者としては納得します。



次は、関美和さんの翻訳。
とても分かりやすくて、
私の大好きな翻訳者です。


思い込みについて示唆した本。
「あるある」がたくさん散りばめられていました。

例えば、
●ネガティブニュースは広まりやすいので、悪いニュースが増えても悪い出来事が増えたとは限らない(第2章)。

●増加するものはすべて直線的に増えているというわけではなく、増え方のペースはいろいろある(第3章)。

●何かを完璧にこなそうとすると、もっと大事な他のことがおろそかになってしまう(第5章)。

●一つの例が、全てに当てはまると思ってしまう(第6章)。

などです。


私が陥りがちな思い込みで、気を付けたいと思ったのは、「単純化本能」「焦り本能」です。

単純化本能:データは仮説の検証のために必要だが、仮説をひらめくのは人の話や観察から。自分の考えを検証することを実践したいと思いました。

焦り本能:今すぐ手を打たないと! と思ってしまうことがよくあります。いま決めなければならないようなことは、めったにないとのこと。小さな一歩を重ねることを実践します。

第11章で紹介されていた、冷静な筋の通った主張をしたコンゴの女性。見習おうと思いました。



もう1冊。
ゆる~い気分で、楽しく読めました。
休日に、のんびりと。


雑誌「ポパイ」の連載をもとに、単行本化されたそうです。

カラフルなTシャツをたくさんお持ちなのですね。
色合いがおしゃれで、ハイセンスなロゴやイラストをあしらったTシャツばかりで、とても素敵です。

Tシャツ1枚1枚にエピソードやコメントが添えられていて、言葉の選び方が村上センスあふれていて、参考になります。エッセイの締めくくりがとてもきれい。

本全体の色も、とてもきれい。



村上春樹さんの本は
高校生から大学生にかけて、
よく読んでいました。

今はめったに
小説を読まなくなってしまっています。


緑とコーヒーと本


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            石原 敬子


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Posted by FP石原敬子  at 22:42 │Comments(0)読書録お薦めの本

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