2021年04月22日

奨学金、いくら借りる?

今日は、
ある高校の授業で登壇させて頂きました。

進学をする場合、
どれだけの資金が必要になってくるか、
また、
奨学金を借りる場合、
何に注意をしたら良いのか、
といった内容のお話です。



日本学生支援機構の奨学金は、
従来からある「貸与」のほか、
2020年度から「給付」も始まりました。



給付奨学金は、
進学意欲があって一生懸命勉強している(成績基準あり)、
家計が厳しい世帯(所得基準あり)の学生が対象。



貸与奨学金は2種類あって、
利息がつかない第一種奨学金は、
ある程度の成績基準と所得基準があります。

利息がつく第二種奨学金を借りる場合でも、
第一種より緩やかな基準が設けられています。



多くの学生さんが利用する第二種は、
月12万円までの範囲で、
借りる金額を選択することができます。
(私立の医歯学系は月16万円まで)


じゃあ、
目いっぱい借りちゃえ!



となると、
社会に出てからの返還が大変なことになります。




高校三年生の時点で、
進学後に借りる奨学金の金額を考えるのは
想像するのも難しいと思います。



社会に出てから、
15年とか20年といった年数にわたり、
毎月1万円、2万円の返還をするのは
奨学金、いくら借りる?なかなか大変なことです。



お金がないことで
進学をあきらめないように。

でも、借り過ぎないように。



適切な金額を借りるために、
知っておきたいことや考えておきたいこと。
それを伝えるために、今日の授業を行いました。



奨学金をいくら借りたら、いくら返すのか。
気になる方は、
日本学生支援機構のWEBサイトで
シミュレーションすることができますので
いろいろな金額を入力して
試してみて下さい。


●日本学生支援機構
奨学金貸与・返還シミュレーション





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毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて

ライフプラン→マネープラン研究所
 https://www.keikoishihara-fp.jp
            石原 敬子


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