2004年04月26日 16:45
先日、証券会社勤務時代の同僚に久しぶりに会いました。
彼女は、10年程前に退職して、
ご夫婦で証券取引を楽しみながらやっています。
久しぶりに会った私に、彼女はこう言いました。
「もうかる株教えて!」
残念なことは、証券会社で働いていた友人からこの言葉が発せられたことです。
「もうかる株」をお客様に教える営業が普通だった時代もありました。
そして未だに、その意識で株式取引をしているのかなあ、
と思ったら悲しくなりました。
「もうかりそうな株」の条件は、刻一刻と変わります。
その変化にどうついていくか、その変化をどう読むか、
その「読み方」「判断の仕方」を
投資家自身が身につけて行く必要があります。
そして臨機応変に判断するのです。
投資の勉強というのは、そこに焦点をあてて欲しいと思っています。
そうすれば、マーケット環境が変わったときにも、自然と対応が出来るハズです。
これをお読みのみなさんには、ナンセンスな質問をするよりも、
マーケットの読み方、判断の仕方を上手に身につける投資家に
なって頂きたいと思っています。
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