4月になると18歳から大人

FP石原敬子

2022年01月07日 23:42

毎週金曜日の朝日新聞朝刊、
『知りたい投信 なるほどリッパー』欄で
コラムを書かせて頂いています。



基本的には、
投資信託のテーマで書いているのですが、
来年度から高校の家庭科の授業で
金融について学ぶことに備えて
定期的に「高校生向け」の内容を交えています。



今日は、
『高校でなぜ金融を学ぶのか
18歳で大人に。上手に身を守ろう』
という見出しでお届けしました。



成人になると、
保護者の承諾なしに「契約」ができます。
投資信託や株式の購入は、契約です。
ローンを組むのも契約、
クレジットカードで買い物をするのも契約。



未成年者は、消費者被害から守られるため
保護者の承諾なしに結んだ契約は、
取り消すことができます。



けれど、成人が結んだ契約は、
取り消しができません。
「説明をよく理解せずに投信を買った」
「メリットを強調されてよく分からずに投信を買った」
という話は、よく耳にします。



投資商品のトラブル事例の件数も
コラム内でご紹介しました。
授業で正しい知識を身につけ、
メリットとデメリットをきちんと理解し、
納得した上で契約できる力を
持って欲しいと思っています。






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            石原 敬子

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