2021年05月19日

ジャンルいろいろ

日々、いろいろな出来事があって
ブログにつづることが満載なので(笑)
つい、読書記録が後回しになってしまいます。



さかのぼること2月中旬。
時系列で並べると
ジャンルがバラバラの読書でした。



けれどこうして並べてみると、
どれも
仕事に役立つスキルだな、と感じます。



まずは、文章のプロから
言葉の使い方や表現の方法。

 
内容もさることながら、表現が豊かな点で、学ぶところがたくさんありました。
同じことを描写するにも、気持ちのこもった情景が表されているので、見習いたいと思いました。

内容については、健康を大きな関心事としていながらも、「人はい稀ながらにして病人」だと思っていらっしゃるという、その考え方がユニークでした。

趣味は「養生」だそうです。確かに。生きながら、日々、身体のメンテナンスをしているわけですよね。



次に、
データの集計や表現について。
消費者としてもわきまえておきたい
注意点がありました。


ここ数年、ビジネスシーンで使われる、初歩的な統計の本がヒットしていましたが、いよいよ子ども向けが出たか、とさっそく読んでみました。

私自身は、週に1度、図表を使ったコラムを新聞に書いています。単純なイラストの図よりも、データを集計してグラフを作成することが多いので、学ばせて頂こうと思いました。

最後に「グラフにだまされるな」として8つの項目が挙げられています。
これらの項目は、世に多くあふれている情報を、正確を読み取るために必要なポイントだと感じました。

専門書ではピンと来ない説明が、子ども向けの表現で腑に落ちることが多くあります。ぜひ、消費者として、社会人として、大人にも読んで頂きたいと思います。



次は、歴史から学ぶ。
事業だけでなく、
日々の生活経営にも
歴史から学べる点は多いと思っています。


歴史に疎い私ですが、知的好奇心がそそられる分野です。

日本史の通説もよくわかっていないながらも、本書を通じて、歴史の研究が進む中で新しい史実が見つかっていく面白さを感じます。

本書で扱う本能寺の変は、従来は、鬱屈がたまった光秀がたまたま起こしたと言われていましたが、実は、絶妙なタイミングを計り、この日しかなかったとまで本書では述べています。

日本の戦国時代と世界の大航海時代、日本史と世界史をリンクさせて理解する必要性も、本書で強く感じました。学校教育でも、日本を世界の一部として歴史を学ぶようなカリキュラムにすると理解が進むのにな、と感じます。



あれこれジャンルはバラバラですが、
どれをとっても
思考を深めたり視野を広げたりすることに
役立っているということです。



本と人形



旗お金の座談会』開催中!
毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて

ライフプラン→マネープラン研究所
 https://www.keikoishihara-fp.jp
            石原 敬子  

Posted by FP石原敬子  at 22:58Comments(0)読書録お薦めの本