2021年04月15日

「べき」に捕らわれない

2度目の緊急事態宣言中、
いつもより本を読む時間があるかなぁ~?
と思っていましたが、

へへへ

やっぱり、あまり進みませんでした(笑)。


前半は、まるで女性週刊誌の記事を読んでみるようでした。長年、取材対象者の悩み相談に応じるがごとく、丁寧に取材を続けてきたことが伺えます。

構成がもう少し良ければ、週刊誌のルポ風の印象にならなかったと思います。ちょっともったいない。

『第5章「幻想」を超えて』の部分が核になっています。ここだけ読んでも良かったかもしれません。ただ、前半の週刊誌的な部分があったからこそ、幅広い読者に向けて第5章の論旨が伝わりやすかったのかな、とも思います。

5章と「あとがき」には共感します。

「伝統的な役割を保持したまま、新たな役割や複数の役割を担う女性の負担が増えている」
「多様な道を歩む女性たちにひとつの生き方モデルを求めるところに問題の根源がある」

まさにその通りだと思います。




私のところに相談や質問に来られるお客様。
簡単に答えを知りたがる方の
いかに多いことか。

試行錯誤するから面白いんじゃないの?



花形の短距離から、ハードルに転向した時の頭の切り替えをモチーフに、物事への向き合い方や考え方を語っています。

ハードルという未知の領域には、研究の余地があると考えた為末氏。自分でやってみて攻略するという、楽しみ方ができたからこそ大成したのだと思います。

ゲームの攻略本が、なぜ売れるのだろう。私も不思議に思います。うまくいかないことが繰り返されるから、うまくいった時が面白いのに。

トライ&エラー。遊びは、うまくいかないから面白いのです。




次は、
あれもこれもやりたくなっちゃう私への戒め。
分かっちゃいるんだけどね。


何かをやめることで、得られるものがあることを説いています。

私たちの、いかに多くのことに縛られているかが改めて浮き彫りになる内容です。軽いタッチなので、あっという間に読み終わりました。

サブタイトルに「60歳からの前向き人生のすすめ」とありますが、若い方にも通用する考え方だと思います。

必要でなければ、やらなきゃいい。それをやらなければ、代わりに本当に必要なことが得られるはずだと、私も思います。



3冊読み終えて、共通していたのは
「べき」に捕らわれない、ってこと!



緑とコーヒーと本



旗お金の座談会』開催中!
毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて

ライフプラン→マネープラン研究所
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            石原 敬子  

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2021年04月08日

生き方や考え方は人それぞれ

人を評するのに「成功」という
言葉を使うことがありますが、
私はあまり好きではありません。



何をもって成功とするのか?
何か1つのチャレンジに対して
「成功した」というのは受け入れられるけれど、
人の評価としての「成功」は
あまりにも表面的で、
単純なのではないかと思うのです。



「勝者の思考回路」という本を読みました。
「勝者」についても、
何か1つの勝負に対する「勝者」は
受け入れられますが、
人生を通しての「勝者」って何なのでしょう。


タイトルが「勝者の思考回路」となっていますが、あまりピンときませんでした。「勝者」の「思考」というよりは、一経営者の経験談をただ読まされたという感じです。

う~ん。
上手な聞き手によるインタビューで、テレビ番組に仕上げてもらった方が面白いと思えたのかもしれません。または、エッセイと思って読んだら良いのかもしれません。ロジカルな展開でないからそう感じるのでしょうか。

当事者意識を持つ、相手の期待を超えるイメージで設定・実行する、間違いに気づいたらできるだけ早くやり直す。

その通りです。同感です。

でも何となく引いてしまうのはなぜなのでしょう。アクの強い感じと、タイトルの「勝者」が好感度を下げているような気がします。

ただ一つ、素直に共感できたのは「知らなかった」は罪だと言っている点。知らないことを知ろうとしなかったのは、本人の向き合う姿勢に問題があると私も思います。



表紙の著者がとても美人で、
だから私はひねくれた感想なのかな、(笑)。



一方で、次に読んだのは
対極にあるような倹しい方の本。



生き方、考え方って、本当に人それぞれですね。


芯のある生き方をしている人だなぁ、と思いました。
自分を人と比べず、羨まず、現状を受け入れて満ち足りた生活をする努力をさらりとしている姿が映し出されます。

この生き方を万人がマネする必要はないし、これが一番ステキだと言い切れるものでもない。

自分が抱く価値観に忠実に生きるのが一番幸せだと、改めて思いました。



ご紹介した2冊の著者は、
どちらも素敵な方なのでしょうけれど、
私がそのように生きたいかというと、
たぶん違うと思います。



お二人とも、
自分をよく知っていて、
自分らしさを活かす生き方をしている、
ただそれだけのような気がします。

だけど、それがとても難しいのかな。






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            石原 敬子  

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2021年02月18日

読書月間になっています(笑)

1月下旬から2月の頭まで、
ちょっとハードな業務があったので
読書が進みませんでした。

その仕事が終わったとたん、
一気にたまっていた本を
読了しました。

2月は
読書月間になっています(笑)。


マインドフルネスを「気づき」と定義しています。
ハードカバーのビジネス書などでは、「いま、ここにある、この瞬間」といった説明がなされることが多いですが、「気づき」とは、至ってシンプルな表現だなと思いました。

内容も非常に簡単でシンプル。マインドフルネスについて、初めて深く知る人にとっては、わかりやすくて良いのかもしれません。

マインドフルネスだけでなく、心理学の見地から、不安解消に役立つ方法にも触れています。

例えば、
見方をちょっと変えてみる、思い込みをやめる、不安や緊張、嫉妬、弱みに対して、少し違う角度で向き合ってみる、
などです。

とはいえ、特に目新しいことが書かれているわけではありません。心や内面について、これまであまり考えて来なかった人が読むには、わかりやすくて良いでしょう。



次は、
筋トレの本かと思ったら、
ちょっと違っていました笑顔汗

悪い本じゃないんですけど、ねぇ。

「筋肉貯金」という比喩的表現。そもそもこの単語に飛びついた自分が悪かった……。

要は、体育会系の人が、いかに実社会で活躍するか、という話。体育会系出身の人のことを、筋肉貯金している人という意味で使っているのですね。

内容は決して悪くないです。私も体育会系。精神論で社会を乗り切ってきた人間。内容には共感できる部分もありました。

ギリギリの前線で戦った経験は、人を見る目もあるし、直感も養われているでしょう。チームスポーツ経験者ならではの、役割があって必要とされる場所で力を発揮するという考え方も、共感できます。

けれど、タイトルのつけ方がどうしてもいただけない。なにしろ私は、筋トレや筋コンディショニングが大好きで、稼ぐのも大好き。その両者を結び付ける内容を期待していたのですから。

それと、読み終わってみたら、「これってもしかしたら自費出版?」と感じてしまったほど。著者さんだけでなく、編集者さん、もうちょっと頑張ってよね、という心境です。



本と人形


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            石原 敬子  

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2021年02月11日

小説を読まなくなっちゃいました

私は、速読はできません。

読書のテクニックはありません。
目次をだいたい眺めてみて、
全体的に何がかかれているかを
確認してから本文に進みます。



一度読んでも、
内容を忘れてしまうことは
よくあります。



ひどい時には、
同じ本を2度読んでいて、
しばらく読み進めてから
2度目だと気づくことも。



なので、
本を読みながらノートにメモをし、
それを見ながら感想を整理し、
Booklogにアップしています。



お勧めしたい良書はもちろんですが
ちょっと残念な本でも、
読了したらアップしています。



ということで
まずはちょっと残念な本。


クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 : 2020-06-26
特に目新しい内容ではありませんでした。
コミュニケーションの教科書通り、ありきたりの内容だと感じました。

また、理想的なことが書かれていて、具体例に欠けているので、表面的な感じがします。

「正しく怒る」方法として、「相手にどうみられているか、ちょっとだけ視点を変えて、考えてみる」というのですが、怒っている時に客観的にできる人はそうそういないでしょう。

確かに、視点を変えて考えるのは大切です。では、どうしたら視点を変えることができるのか、そのコツのようなものが書かれていると、読者としては納得します。



次は、関美和さんの翻訳。
とても分かりやすくて、
私の大好きな翻訳者です。


思い込みについて示唆した本。
「あるある」がたくさん散りばめられていました。

例えば、
●ネガティブニュースは広まりやすいので、悪いニュースが増えても悪い出来事が増えたとは限らない(第2章)。

●増加するものはすべて直線的に増えているというわけではなく、増え方のペースはいろいろある(第3章)。

●何かを完璧にこなそうとすると、もっと大事な他のことがおろそかになってしまう(第5章)。

●一つの例が、全てに当てはまると思ってしまう(第6章)。

などです。


私が陥りがちな思い込みで、気を付けたいと思ったのは、「単純化本能」「焦り本能」です。

単純化本能:データは仮説の検証のために必要だが、仮説をひらめくのは人の話や観察から。自分の考えを検証することを実践したいと思いました。

焦り本能:今すぐ手を打たないと! と思ってしまうことがよくあります。いま決めなければならないようなことは、めったにないとのこと。小さな一歩を重ねることを実践します。

第11章で紹介されていた、冷静な筋の通った主張をしたコンゴの女性。見習おうと思いました。



もう1冊。
ゆる~い気分で、楽しく読めました。
休日に、のんびりと。


雑誌「ポパイ」の連載をもとに、単行本化されたそうです。

カラフルなTシャツをたくさんお持ちなのですね。
色合いがおしゃれで、ハイセンスなロゴやイラストをあしらったTシャツばかりで、とても素敵です。

Tシャツ1枚1枚にエピソードやコメントが添えられていて、言葉の選び方が村上センスあふれていて、参考になります。エッセイの締めくくりがとてもきれい。

本全体の色も、とてもきれい。



村上春樹さんの本は
高校生から大学生にかけて、
よく読んでいました。

今はめったに
小説を読まなくなってしまっています。


緑とコーヒーと本


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Posted by FP石原敬子  at 22:42Comments(0)読書録お薦めの本

2021年02月03日

外出したほうが読書は進む

12月の中旬までは
かなりのハイペースで
読書が進んでいたのですが、
娘が冬休みに入ったとたん、
5日連続で試合。



今思えば、
夏から秋、年末までの
あの時期だけでも
動けて良かったね、という感じです。



で、
年末年始は帰省せず、
その分、家事は増えたし、
車中の読書タイムも消滅。



ボチボチと読み進めたのが、
コレ。

前著『Think Clearly』が面白かったので、期待して読みました。前著で「必要のないものに手を出さずに、本当に価値のあるものを大切にする」と説いていました。

本書では、より良い思考をするための、排除すべき52の思考や行動の誤りが挙げられています。 幸福を手に入れるのではなく、不幸を避けるという考え方。焦点を「やらないこと」に当てています。

私がやってしまいがちな、ふるまいの誤りは

5.NIH症候群:「自分が」と自分に酔いしれてしまう。もっと謙虚にならなければいけませんね。

14.計画錯誤:あるある! 毎日のようにある。楽観的過ぎのスケジュールが、まさに計画錯誤です。今日中に終わると思った仕事が、予想以上に時間がかかった……というのは日常茶飯事です。

32.ローゼンタール効果:これも楽観的過ぎる私が、翌やってしまいがちな罠です。期待されると実力以上の力を発揮するので、自分や身の回りの人に期待するのは良いことですが、自分でコントロールできないことに対して期待を寄せるのはやめましょう、ということ。あるある。冷静になれよ、私。

36.ねたみ:トップに立てるような得意分野を持つこと。確かに。

最後の「52.学問だけで得た知識では不十分」については、激しく同感です。実体験を積み重ねて、自分で考えるのが一番。



次は、そうねえ……。

レビューを上げようかどうしようか、
迷ったのですが
率直な感想を残しておく方が
いいかなと思いまして。


新聞の書籍広告にデカデカと載っていたので、図書館で借りて読んでみました。
著者には興味を持ちましたが、正直言って売れている理由がよく分からない本でした。

「外国人からは、日本のことをこんなふうに見られていますよ」といった内容の前半は、まあ、よく聞く話でしょうね。日本にどっぷり住んでいる私でも、耳に入ってくる程度のものです。

例えば、形式的な礼儀を重視する、少子高齢化やバブル処理は反面教師とされている、ニコニコした奇妙な人種、まわりくどい、過剰サービス、「おもてなし」はビジネスシーンでは不向き。

「つまらないものですが」と、手土産を差し出すのは、今でもするかぁ? と思ってしまいました。最近は「いいもの見つけたから、どうぞ」「これ、おいしいんだよ、食べてみて!」と言って手渡すケースの方が多いと思います。少なくとも私の周りでは。

と、この辺りまでは、こうしてケチをつけているものの、それでもまだ良い方でした。

第4章「お笑い! 万国バカ博覧会」のぺージは無駄でした。
そのおかげで、次の
第5章「新時代の日本人になるために」は、多少まともなことが書かれていたかもしれませんが、印象が薄く、内容を忘れてしまいました。



緊急事態宣言が延長され、
外出の機会が減った分、
電車での読書が全くなくなりました。



1月のペースもボチボチです。



レトロコーヒーカップと本

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Posted by FP石原敬子  at 23:26Comments(0)読書録

2021年01月24日

2020年は73冊の本を読みました

12月下旬は、
読書の時間を取ることができていました。

結構ハイペースで読めています。
で、記録が追いつかないという(笑)。


図書館で借りて読んだため、WEB診断は行えませんでした。WEB診断では、自分の強みを見つけることができ、それを伸ばすための解説を読むのが本書の役割です。

ですが、診断テストをしてみなくても、羅列された才能のうち、自分の強みとして持ち得ているのはどれか、ぐらいはだいたい想像がつくので、その項目を意識して読みました。

自分が持っていそうだと感じる才能は、
学習欲、競争性、自我、収集心、責任感。

それぞれの才能に対して、行動のアイディアが書かれており、それをヒントに、強みを伸ばしたり、注意点に気を付けたりしたいと思いました。

才能や強みは、持っていて良いに越したことはないけれど、その特性が強すぎてもマイナスの面があるのだという感じも受けました。

例えば、責任感があるがために、出来る範囲以上の仕事を引き受けてしまうのは、私にとってよくある話。責任感の資質をマネジメントする方法を学ぶ、とありました。何でもかんでも引き受けてしまって、仕事の質を落としたり、時間が足りなくなったり、もっと重要なことを逃したり、というのはもったいないですからね。



次は、
コミュニケーションか人間関係の本かと思ったら、
政治の本でした。

ちょっとイマイチだったかな。


「なるほど、そういう見方もあるのね」とは思いましたが、イマイチ私にはピンと来なかったです。

うーん。ピンと来なかったのは、不当だと思うと、「違う」って言ってしまう性質だからでしょうか。

労働環境、ジェンダー、母親の役割、セクハラ、政治のジャンルで、「あるべき姿」にとらわれてしまって状況を変えられずにいる、さてどうしたら良いか。

本書では、思い込み、こうあるべき、「できない」と言えない、といった、呪縛のようなものを「呪いの言葉」と呼んでいるようでした。これらの呪縛にとらわれている人は、自分で立ち上がらないと問題の解決にならないよ、ということをおっしゃりたいようでした。

弱っている時に自分で立ち上がることができる人って、そんなに多くないと思いますが、いかがでしょうか。



2020年はここまでで、
数えてみると73冊。
月平均6冊でしたね。



この後、
冬休みに突入です。



例年だと、
帰省する車の中と
実家での滞在中に
本を読みます。



今年は帰省をしなかったことと、
娘の冬休みはほとんど試合の付き添いだったので
この後、次の本は
まるまる1か月かけてしまいました。



1月以降の読書録は、またの機会にします~!


旗お金の座談会』開催中!
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2021年01月21日

視点をちょっとずらすと面白い

昨日に続き、昨年中に読んだ本の読書録です。
2冊の感想をアップしてみて思ったのは
視点をちょっとずらしてみると面白い、
ということでした。



私が会社員を辞めて、
フリーランスになって、
今年が19年目になります。
フリーになってみると、
女性だろうが男性だろうが、
育ててもらうというより
自分から育ちに行かなければなりません。



社会では「女性活躍推進」と
旗を振るようになって久しいですが、
20年も前の「女性社員」としては、
今の会社の中を覗いてみたいと思い、
手に取りました。



ところが、

私が感じたのは……

ゴールドマン・サックス証券は、女性が働きやすい職場を構築した点で、先駆けと言えると思います。書かれていることはごく当たり前のことで、新興企業などでは特段珍しい取り組みではないと感じるかもしれません。

ちょっと違う視点かもしれませんが、私の感想として……

例えば「女性は男性より一言多く励ます。期待していると伝える」とあります。

ビジネスシーンでは、その通りで。けれど家の中では、家事を男性にやってもらおうとしたら、夫に対して、一言多く励ましたり、夫の(家事における)活躍を必要としている、期待している、などと伝えることが、円滑に家事全般を進めるコツだと思うのです。

結局、伝統的に、男女それぞれの役割とされてきたことを、反対側の性の立場が担おうとしたら、より丁寧に言葉がけをしたり気を配ったりして育てないといけないのだろうと感じました。


夫の扱いは、結構気を使うものです(笑)。



次は、
ちょっと緊張を解きほぐしてくれる本でした。
だいぶ前に出版された本でしたが、
タイトルが気になって読んでみました。


キッチリを維持するには、時間とコストがかかる。

なるほど!!
例えば、
「仕事の効率を高めるには机の上を整とんすること」などと言われますが、極端な話、机の上や引き出しの中がグチャグチャでも、何がどこにあるのかが把握できている人にとっては、整理整頓をする時間の方がムダ、ということになります。

通読してみて思ったのは、「きっちり系」だろうが「だらしな系」だろうが、自分の性分に合う方法で物事を進めるのが一番なのではないか、ということです。

きっちり系の人に、この本を薦めても多分しっくりこないでしょうね。私は明らかに「だらしな系」なので、合点がいくことがたくさん書かれていました。

だらしなくてもいいよね、安心した! 

というのが感想です。だらしなさを取り入れるメリットに目を向けた内容が安心感を生むのでしょう。

人間の脳は、だらしな系の世界で機能するそうです。



だらしな系、ばんざ~い!!






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            石原 敬子  

Posted by FP石原敬子  at 22:24Comments(0)読書録

2021年01月20日

文系のみなさんへ

受験シーズンですね。
私は、大学受験の時に、
人文系の学科を受験するのに
試験科目に数学を選んでいました。



結果、進学したのは
文学部人文学科心理学コース。

高校生の発想では、
心理学とは占いの延長線上に
あるような感覚でいました(笑)。



ところが
心理学の専攻は、
人体と統計の勉強だったのです。



脳や五感、人として生まれて発達する過程を
勉強していました。
データ処理のための
確率・統計の授業もありました。



なので、
文系とはいえ理系的な感じです。
そうそう、心理学コースの中に、
人工知能の研究室もありました。
その方面に就職した友達もいます。



そんな私は、
文系向けの理系本が気になります。
2冊続けて、そんな本を読みました。


「AI人材」というと、AIを設計する人を連想するかもしれませんが、本書では、「AIを使いこなす人」に焦点を当てています。

私は、パソコンはそれなりに使いこなしていますが、パソコンを組み立てることはできません。
自動車の運転はほぼ毎日していますが、自動車の中身はよく分かりません。

それらと同じで、AIをどのように使いこなすか、使う側のアイディアや実行力が大事だ、という話。
実務では、どのような場面で、どのような情報処理が必要かという的確なニーズをエンジニアに伝えるひつようがある、ということ。

それを担うのが文系人間だ、と述べています。
自信を持ちましょう。文系の皆さん。




たまたま、
続けて同じような本を読みました。

どちらも
タイトルに「文系」という単語が使われて
AIや統計といった、
文系人間にはアレルギー反応が出そうな分野を
テーマにしています。



が、2冊とも、
AIや統計を「使いこなす人」(=文系人間)
に向けて背中を押すメッセージが込められていました。


ビジネスパーソンの間で、データ処理や統計を学ぶ必要性を感じる人が増えているようです。この手の本が、次々と出版されますね。

冒頭から、「調査もどきが多すぎる」という鋭い指摘。苦手意識からか、数字で示されるとあたかもそれが正しい、それ以外は受け入れられないとまで思ってしまう人がたまにいます。

平均値ほどあてにならない数字はないのに、平均が大好きな人も多いように思います。散らばり具合を見ないことには、全体を把握することはできないのに。

ファイナンシャル・プランナーという立場で家計の話をするときに、どのような説明が伝わりやすいのかを模索する中、本書はとても分かりやすく、参考になりました。

運用のリスクを理解するには、確率や正規分布がわかっていなければなりません。数字を計算するのは理系の仕事ですが、数字を使ってプレゼンしたり説得したりしてコミュニケーションするのは、文系的な要素が必要だと思います。

本書は「データを計算する人」は、必ずしも「データの意味をよく知っている人」ではない、ということに気づかせてくれます。




ふう~。
遅れている読書録のアップロード。
やっと12月に入りました(笑)。


コーヒー飲みながら本


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Posted by FP石原敬子  at 22:09Comments(0)読書録お薦めの本

2021年01月14日

読書記録がたまっています(汗)

昨日に続き、
たまっている読書記録をアップします。
11月中に読んだ本の記録が続きます(汗)。



脳科学者の中野信子さんの本。
脳の中に、
私たち自身を読み解くカギがあるそうです。

心理学と絡めた話で、読みやすかったです。


「脳科学者の中野信子さんの本って、売れているけどどんな内容なのだろう」という興味で手に取りました。
新書なので、ある程度学術的な内容で、けれど一般人にも読みやすく書かれていました。

私が本書から得た知識で、すぐにでも実行できそうなことをまとめてみます。

●外に出て、日光を浴び、ストレスに対する抵抗力をつける
●子どもには、ごほうびや褒め言葉よりも、課題や仕事そのもののやりがいが素晴らしいものだと感じられるような言葉がけをする
●褒める場合は、努力や工夫、物事に向き合う姿勢を褒める

10代の脳は建設中だそうです。学習→即、睡眠 が良いそうです。



そして……
また読んじまった、塚本亮さん。

タイトルで選んでいるだけなのに、また塚本亮氏の本に出合ってしまいました。しかも、毎回、数ページ読み進めるまで同じ著者の本だと気づかない。不思議です。

彼の本の編集者さんのセンスは、どうも私のアンテナに引っかかりやすいらしい。

今回は、いらないものを捨てる習慣をつける、というお話です。

物理的なモノではなく、思考や思い込みといった、形のないものがほとんどです。対象は、競争、プライド、成功体験、プラスにならない人、平均主義、「べき」。
これは、「~すべき」を捨てて、「~したい」に変えるということです。

なんと、「ポジティブを捨てる」もあります。ネガティブな感情は、抑えつけるのではなく、受け入れることだと。

未来のために今を我慢し続けるのではなく、今をまずは生きる……これは前作でも書かれていました。他にもそうですが、テーマは少し違っていても、根っこにあるポリシーは同じ、ゆるぎない考え方の核を持っている方だと感じます。

さらに、「お金を捨てる」「時間を捨てる」も。

好みでないものを無理して使い続けるのをやめ、自分で決めることを繰り返す……共感します。

捨てることは、変化に対応することだと述べています。脱皮だと。



どちらも、
読了して1か月半ぐらい経っていますが、
なるほど~、と感銘を受け、
心がけようと思っていたはずなのに、
今は意識から抜け落ちています。



読書記録をすぐ上げないところからして、
向き合い方が甘いな、私。

図書室で本


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2021年01月13日

再び緊急事態宣言で

昨年からの読書記録を
アップせずに滞らせています。

気になりながらも、ちょっと億劫で。
気付いたら2ヵ月も入力していませんでした。


11月は、コロナの行動自粛も緩くなり
結構あちこちへと
動き回っていた時期でした。


楽して結果を出すしくみ作りを指南しています。習慣化して、回数を重ねるからできるようになる、という論理です。

完璧にやろうとせず、小さな目標やタスクの手応えを繰り返すこと。

良い習慣と息抜きを織り交ぜ、チートデイを上手に取り入れること。

塚本亮氏の本を読んだのは3冊目です。
どうもタイトルに惹かれてしまうようで、読み進めてから、「あれ? この人の本は前も読んだな」と気づくあたり……前作を呼んでも自分のモノにしていない証拠だ、と気づく。反省。



次は、
ファイナンシャル・プランナーとしては
気になるテーマ。



専業主婦世帯の家計が火の車、というのは
私たちの間ではよく聞く話です。


今の日本は、「大黒柱」が「柱」でなくなっている。にもかかわらず、柱を陰で支える専業主婦を自ら選ぶ人が少なくありません。

私の娘が3歳前後だった10年前は、まだまだ「3歳児神話」が台頭していました。今では少しトーンが落ちたかもしれませんが、ママ向けセミナーなどでキャリアの話になると、やはり3歳児神話は健在です。

「女性は外で働けば働くほど、自らの余暇時間が減る」
誠にその通り。疲弊しているママのいかに多いことか。

第7章で、専業主婦になる理由が述べられています。
貧困であっても、専業主婦には、なりたくてなっている人が多い。母親自身の経験から、思い込みで、就業するより子育てをすべきという理由で、専業主婦を選んでいる。また、日本の社会の完成度が高いために専業主婦が多いと考察しています。

施策として挙げられている「お試し保育」は、私も有効だと思います。働いていないと保育を受けられないという不可思議な制度は廃止し、ゆるい預け方、働き方にも柔軟に対応できたら良いと思います。

結論部分に書かれていたように、仕事との両立が難しい子育て初期に、夫の家事・育児参加の機会を増やすことも効果的だと思います。



次はガラリとテーマが変わって
良い人生を送るために必要な条件、
「思考の道具箱」をまとめた売れ筋の本。


人生を上向きにする思考法が、52個挙げられています。

全部を気張って実行しようと思うと大変ですが、ピンと来たものや、実行できそうなものから、日ごろ心がけておくだけでも、以前と違う自分になれるのではないでしょうか。

私がこれから気を付けたいと思ったのは……

5.頼み事に簡単に応じるのをやめる
8.それは本当に必要なのか
19.他人の評価より自分自身の基準
33.他人と比較しない

不必要なものに手を出さずに、本当に価値のあるものを大切にし、自分に素直に生きていきたいと思います。



愛知県にも、
再び緊急事態宣言が発令されました。

しばらくは、
また読書をする時間が取れそうです。


レトロコーヒーカップと本


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