2013年06月05日

子どもはもうこりごり……と言わなくなった? 2012年の合計特殊出生率改善

厚生労働省から、
2012年の合計特殊出生率が発表されましたね。

前年より0.02ポイント高い1.41で、
1.4台に回復するのは16年ぶりだそうです。

上昇の要因は、
第2子、第3子の出生率が上昇したこと、
と解説されています。

すなわち
「1人子どもを育てて、もうこりごり」と言わない傾向にある、
と思うのです。

それはどうしてなのでしょうね。

イクメンパパのおかげ?
子育て支援策のおかげ?
経済面? 
それとも晩婚化で団塊ジュニアの出産年齢がずれ込んだだけ?

新たな少子化対策を持ち寄って議論するのももちろんですが、
何が効果的だったのかを検証して、
その策を積極的に広げていくのも大事だと思うのです。

                        


折に触れて言っていますが、
ここ豊田では、3人兄弟、4人兄弟が他の地域より多いんです。
どうしてかな~と考えるのですが、
工場が多いので、夜勤のあるパパのおかげかと思っています。

園児の送り迎えをするパパが、とても多いんですよ。
子育てに関われる時間に、家にパパがいるんです。
(夜勤明けでお疲れかとは思いますが……)



                        


それから、私の出身地である茨城県には、
こんな素敵な取り組みをしている会社があります。

授乳服のMo-House(モーハウス)さんです。

こちらの授乳服は品質が良く、私もお世話になっていました。
……という製品のことはさることながら、
スタッフが会社に子どもを連れてきて、
目の届く範囲で子どもが過ごしながら、仕事をするのです。

社内託児所どころか、社内に子どもがいるのです。
母にとって子にとって、
これほど働きやすい環境って、ないですよね。

そりゃあ、会社は大変だと思いますよ。

現場に子どもがいるっていうのも大変だと思いますが、
子連れスタッフのシフトを組むのも、
相当苦労されていると思います。


でも、「3年育休」なんかよりもずっと
利用者(労働者)ニーズに合っているのではないかと
思うのですよね。


中小企業でこれをするのは大変?

そんな反論が聞こえそうですが、そういう経営者には、
モーハウスの光畑さんのお話を聞いてもらいたいなぁ

-----
EXTENDED BODY PRIVATE:


同じカテゴリー(経済について、思うこと)の記事画像
一気に値上がりしてビックリ
「平等」と「公正」
ウィズコロナの参考に
特別定額給付金の使い方
海ぶどう、沖縄から到着!
平成を振り返る
同じカテゴリー(経済について、思うこと)の記事
 一気に値上がりしてビックリ (2022-04-13 23:17)
 「平等」と「公正」 (2021-10-11 23:02)
 ウィズコロナの参考に (2020-09-05 22:46)
 特別定額給付金の使い方 (2020-05-21 21:25)
 海ぶどう、沖縄から到着! (2020-05-05 22:12)
 平成を振り返る (2019-04-11 22:41)

Posted by FP石原敬子  at 23:06 │Comments(0)経済について、思うこと雑感最近のニュースから

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
子どもはもうこりごり……と言わなくなった? 2012年の合計特殊出生率改善
    コメント(0)