2019年12月28日
常識を疑え
子どもを通じて、
学校教育が変化しているのを
ひしひしと感じています。
何かにつけ、
「考えること」を求められるようになりました。
ただ、まだ変化し始めた段階のようで
旗振りだけが先走っているような感じも受けていて、
先生方や保護者が、
その変化に対応できていないような気もしています。
そんなことを考えている中、
ちょうど「主体的に選択する」
「自分で考える」などの本を
立て続けに読むことになりました。
まずはこちら。
出口氏の考え方は、見習いたいことばかり。
度のご著書を読んでも、感銘を受けます。
次は、
タイトルからは想像がつかなかった内容でした。
精神的な豊かさや、
金銭で測れない価値について説いていました。
日本人の労働が長いのは、
消費者が過剰なサービスを求めているからだと。
確かにそう。
働き方改革と同時に、
消費者が自分でできることを
もっと自分でやるようにしたら良いのに。
もう一冊は、
新しい視点をたくさん見つけました。
12月上旬は、
同時に数冊を読み進めていましたが、
たまたま同じような主張の本でした。
共通するのは、どれも時代の変化をとらえると
常識を疑え。自分の頭で考えよ。
ということだったかなと思います。
ますます、柔軟な発想が求められそうです。

お金の座談会開催中!
『FPにちょっと聞いてみよう お金のコト』
毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて
ライフプラン→マネープラン研究所
http://www.keikoishihara-fp.jp
石原 敬子
学校教育が変化しているのを
ひしひしと感じています。
何かにつけ、
「考えること」を求められるようになりました。
ただ、まだ変化し始めた段階のようで
旗振りだけが先走っているような感じも受けていて、
先生方や保護者が、
その変化に対応できていないような気もしています。
そんなことを考えている中、
ちょうど「主体的に選択する」
「自分で考える」などの本を
立て続けに読むことになりました。
まずはこちら。
出口氏の考え方は、見習いたいことばかり。
度のご著書を読んでも、感銘を受けます。
本書では、「知的生産性」を自分の頭で考えて成長することと定義しています。
日本の経済成長期は工場モデルで労働時間が生産力に直結していましたが、今は違う。サービス産業モデルでは、アイディアが重要。
勤勉な人よりも、デスクにほとんどいなくても、成果を出せる人の方が評価される時代に。
けれどこの意味は、コツコツ努力することを否定しているのではないと受け取りました。
効率よく成果を出すことが必要な時代だけれど、様々な経験を重ねなければ、効率的な仕事はできません。経験を積んだり、腹落ちするまで調べたり、突き詰めて考えたりするには、相応の時間を費やすことでしょう。
「最小の労力で最大の成果を上げる」
一見、楽をしたい人の言葉のように聞こえますが、実は、とても根気がいるし、努力も必要なのではないかと思いました。
日本の経済成長期は工場モデルで労働時間が生産力に直結していましたが、今は違う。サービス産業モデルでは、アイディアが重要。
勤勉な人よりも、デスクにほとんどいなくても、成果を出せる人の方が評価される時代に。
けれどこの意味は、コツコツ努力することを否定しているのではないと受け取りました。
効率よく成果を出すことが必要な時代だけれど、様々な経験を重ねなければ、効率的な仕事はできません。経験を積んだり、腹落ちするまで調べたり、突き詰めて考えたりするには、相応の時間を費やすことでしょう。
「最小の労力で最大の成果を上げる」
一見、楽をしたい人の言葉のように聞こえますが、実は、とても根気がいるし、努力も必要なのではないかと思いました。
次は、
タイトルからは想像がつかなかった内容でした。
精神的な豊かさや、
金銭で測れない価値について説いていました。
日本人の労働が長いのは、
消費者が過剰なサービスを求めているからだと。
確かにそう。
働き方改革と同時に、
消費者が自分でできることを
もっと自分でやるようにしたら良いのに。
ドイツ人は、「効率」に価値を感じているということが書かれていました。質素な生活をイメージすると、またちょっと違う気がします。
慌てて仕事に取り掛かるのではなく、注ぐ労力や費用、時間を成果や見返りと比較してから始めるということ。
「金銭で測れない価値がある」として、自由な時間を新しい通貨とさえ考えていて、穏やかな生活や趣味などに価値を感じています。
お金に振り回されないという生き方は、ファイナンシャル・プランナーとしても、大事にしたい点です。
慌てて仕事に取り掛かるのではなく、注ぐ労力や費用、時間を成果や見返りと比較してから始めるということ。
「金銭で測れない価値がある」として、自由な時間を新しい通貨とさえ考えていて、穏やかな生活や趣味などに価値を感じています。
お金に振り回されないという生き方は、ファイナンシャル・プランナーとしても、大事にしたい点です。
もう一冊は、
新しい視点をたくさん見つけました。
1つの物事を、さまざまな角度から見る習慣をつける。常識を疑う。
このようなことはずっと言われてきたし、自分でもわかっているつもりでした。でも抽象的。
本書では、これらをとても具体的に、身近な事柄で示してくれていました。
「動物園で最も自由なのはカラス」と言ったお子さん。
「逃げるのではなくて、新しい場所に行く」
「タイミングが違っただけ」
反省させられたのは、子どもに「せっかく○○したんだから」を言わないようにするということ。つい、もったいなくて、買ったものの放置されているものや服について、言ってしまいます。
関心が無くなっているのに、無理やり使わせるなんて。
変わっていく関心に正直になろう、とは目からうろこでした。
一番いいものから人にあげるという精神。見習わなければ!
このようなことはずっと言われてきたし、自分でもわかっているつもりでした。でも抽象的。
本書では、これらをとても具体的に、身近な事柄で示してくれていました。
「動物園で最も自由なのはカラス」と言ったお子さん。
「逃げるのではなくて、新しい場所に行く」
「タイミングが違っただけ」
反省させられたのは、子どもに「せっかく○○したんだから」を言わないようにするということ。つい、もったいなくて、買ったものの放置されているものや服について、言ってしまいます。
関心が無くなっているのに、無理やり使わせるなんて。
変わっていく関心に正直になろう、とは目からうろこでした。
一番いいものから人にあげるという精神。見習わなければ!
12月上旬は、
同時に数冊を読み進めていましたが、
たまたま同じような主張の本でした。
共通するのは、どれも時代の変化をとらえると
常識を疑え。自分の頭で考えよ。
ということだったかなと思います。
ますます、柔軟な発想が求められそうです。


『FPにちょっと聞いてみよう お金のコト』
毎月第2・第4水曜日、「MAMATOCO」にて
ライフプラン→マネープラン研究所
http://www.keikoishihara-fp.jp
石原 敬子
でも読んでる時間がー
と言ってる段階でダメですね><
時間は上手に作らなきゃ!!
今年もたくさんのコメントをありがとうございました。
時間管理は、私も大きな課題です。
無駄なこと、けっこうやっているんですよねぇ。