2020年06月25日

失敗は経験したほうがいい

私は、
中学、高校とバレー部でした。

中学1年の時は、
3年生とは会話ができないほどの
上下関係がありました。



大学では、
応援団の中のチアリーダー。

これまた4年生は神。

会話をすることなどめったにありませんが
会話をするとしても
「です」「ます」ではなく
「ございます」の敬語を使う関係でした。



昭和ですねー(笑)


純体育会系の私です。
体育会系肯定派。

でも本書に書かれている体育会系批判は、納得できます。昭和の時代までは、それが日本の原動力でしたからね。

AIで省力化できる今、もう昭和の遺産は必要ないでしょう。上下関係がフラットになっても、世の中成り立ちます。

ただ、
年齢で上下を決める時代ではなくなりましたが、実力しだいで昔より大きな格差ができる時代になったと思います。

「ゆる~い環境の中で、ちょっと頑張る」
それで力が発揮できるジャンルが、その人にとって得意分野だし、稼げる仕事なのでしょう。

最終章が一番面白かったです。



体育会系では、
「身銭を切る」経験は
山ほどあるかと思います。



リスクを取ることの重要性を説いた本。

リスクを背負えば、切り傷を受けることもあり、それが学びを助けることになるということ。
その通りだと思います。

投資の勉強を熱心にする方は多いですが、失敗の経験をたくさんしたいと考える人は多くありません。

失敗の経験こそ、学びになるのに。
失敗を避けようとするのは、とてももったいないと思います。

「成功した人間よりも、失敗した本物の人間の方が優れている」

賛成!

また、身銭を切らないと、どんどんでたらめが膨らんで、社会が劣化するというマクロ的な視点が興味深かったです。



中学生を見ていると、
試合には勝ちたいけれど、
普段そんなにがむしゃらじゃない。

欲があるのかないのか。



失敗したくないのかなぁ。


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            石原 敬子



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Posted by FP石原敬子  at 22:41 │Comments(0)読書録

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