2020年12月02日

全日空の機内誌が懐かしくて

あっという間に12月。
今年もあと1ヵ月を切ってしまいました。



ハッ!
読書記録が滞っていました。

慌てて入力。



私は若い頃、
北海道にスキーや遊びでよく行きました。

独立した数年後は、
全国でセミナーの業務があったため
頻繁に飛行機に乗っている時期がありました。



全日空の機内誌「翼の王国」はよく読みました。
一時期、毎月のように読んでいたかもしれません。



「翼の王国」の連載「おべんとうの時間」の
文章を担当する著者の本。



「翼の王国」を読んでいたあの時期は、
とても楽しかったなあ。懐かしい。


「茶色弁当」。みんな自分のお弁当は、そう思っていたんですね。私もそうでした。母に良く文句を言ったものです。

自分が母になり、お弁当というものは最も高度な料理ではないかと思うようになりました。手短かに作る必要があり、かつ栄養のバランスを考え、さらに数時間後に食べる、もっといえば食材同士が混ざって変な味にならない、という配慮が必要です。

それはそうと。

本書は、構成が素晴らしい。面白くできていると思いました。

自分の中学時の弁当→家族のこと→食事→米国留学時のホームステイ先→留学で変わった価値観→若い頃のフットワーク→結婚→新しい家族(ここから3つに分割)1)父の死、2)ヨウ 3)サトル君  そして弁当の写真。最後に、母に感謝する父、飾らない母、と展開していきます。

よく考えられた流れ。編集者さんが素晴らしいのか、著者のセンスなのか分かりませんが、文章を書くものとして見習いたいなと思いました。

そして最後に父母を受け入れられたこと、良かったな。という読後感です。



気楽に1冊読み終えた後に、
456ページのボリュームの本。



でも結構スラスラ読み進めました。
成功者に駆け出しの頃の話を
インタビューするというストーリーです。


次々と人物が登場し、目まぐるしい感じがするものの、面白かったです。表面上は、「いろいろな人に会って、失敗ばかりだったけれど学んだよ」という日記みたいに見えるかもしれません。

2,3度読み直すと、もっと深い示唆があることに気づくような気がします。私は読みが浅いので、なんとなく根っこが面白いんだろうなと感じた程度で、とりあえず1回読んだだけのレビューを記しています。

インタビューした人たちの共通点は「自分の力で見つけたドアを、自分の力で開ける」。

「どうしたらいいんですか?」と、自分で考えない人が増えた昨今だからこそ、このような書籍を多くの方に読んで頂きたいなと思います。



次は、大好きなジェーン・スーさんの本ですが
「対談で聞けなかったこと」の対談という
内輪ウケの話題で1冊できちゃったという感じ。


ただの頭の良い人同士のおしゃべり。そう思って読めば、まあ面白い。ジェーン・スーさんの鋭い視点には、いつも感服していますが、本書はちょっと違う。

ただ、読んで全く無駄だったかというと、そうでもありません。対談のお相手として面白かったのは、次の点です。

●光浦靖子さんが自分の見え方をよく研究しているところ
●田中俊之先生の「分担」に対する考え方

でもやっぱり、ただのおしゃべり記録だったかな。


ジェーン・スーさんは、エッセイがいいな。


レトロコーヒーカップと本


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            石原 敬子


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Posted by FP石原敬子  at 23:27 │Comments(0)読書録

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