2021年06月03日

いつか、ゴロゴロしながら

毎度のことですが、
読書記録が滞っていて、
読み終えた記憶が消えかかっています(笑)。



本を読みながらメモを取っているので
そのメモを見ながら
Booklogに読書記録を起こしています。

リアルにアップできるように頑張ります、苦笑。


スキルを「武器」と例えて、武器シリーズが何作かヒットした著者による、リアル講義を収録した本です。

ですが、私は「僕は君たちに武器を配りたい」を読んだ時の高揚感のようなものは感じられませんでした。
なぜなのかを考えてみたところ、たぶん、講義をリアルに聴いていた方が、メッセージとして響いたのかな、というところでしょうか。

本書の内容だったら、書籍よりも動画の方が伝わるのかもしれません。

とはいえ、しっかり自分の頭で考えて行動する、という主張はしっかり伝わってきます。

校章で自分んを有利な状況に持って行くこと。相手の主張をよく聞いて、調査に基づく提案をし、なぜそうなのかを明確に伝えて、解決策を導く。

「交渉は、相手の利害の分析から」なるほど。家族内での交渉(私はビジネス交渉より、こちらの方がが苦手)に使えるかもしれないと思いました。

「人生は3勝97敗のゲーム」かあ。なるほど、そうかもしれませんね。ただ、その3勝の一つひとつがとても重い3勝で、97個の小さな負けを逆転勝ちしているような気がします。



偶然にも、
東大の講義・授業をウリにした本が
続いてしまいました。

けど、全く内容は異なり、
次は経済学をもっと身近なものとして
紹介している本です。



表紙は可愛らしい装丁ですが、
内容はアカデミックです。


経済学の各分野を幅広く網羅しているので、興味のある章だけを読むのもアリかもしれません。
扱っているテーマで面白かったのは、ゲーム理論、市場メカニズムと政府の役割、教育・保育政策効果のデータ分析、デリバティブです。

私は一通り読み、自分でノートに書き残したメモもかなりのボリュームです。興味深い内容が盛りだくさんでした。

でも一番響いたのは、「あとがき」かな(笑)。
学問とリアル社会をつなぐ理論を、一般に分かりやすく解説しています。



次は、ガラリと変わって、
村上春樹本。

若い頃はよく読みました。村上春樹。
社会人になってからは、
小説を読まなくなってしまい、
すっかりご無沙汰です。

先日読んだ、「村上T」に続き、
軽く読める村上本でした。


幻想がテーマの物語集。かと思ったら。

中盤以降はエッセイでした。
「ヤクルト・スワローズ詩集」が面白かったです。
「謝肉祭」もぐいぐい惹かれていきました。

最後の「一人称単数」は、”あの女”が隣に座るまでは穏やかだったのに、かき乱して、「え? 終わりかよ?」という読後感。

何とも中途半端な、村上春樹氏らしい余韻です。



「東大」続きだったので、
ちょっと頭が休まりました(笑)。



このところ毎日、
時間に追われている感じです。

いつか
ゴロゴロしながら、
のんびり本を読む日が来るといいなあ。



いつか、ゴロゴロしながら


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            石原 敬子


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Posted by FP石原敬子  at 23:57 │Comments(0)読書録

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