2021年08月25日

校門前の怪しげな露天商(笑)

読書記録は、
ようやく5月のログに入りました(笑)。

仕事関係の本から少し離れて
のんびり楽しめる本が続いています。


郷愁を覚える以上のマニアックぶりに驚きました。読み進めるうちに、忘れていた記憶がよみがえってきました。

サブカルチャーにはあまり興味がないため、私自身は「懐かしい」で終わってしまいましたが、昭和30年代後半に生まれた方や、サブカルスキの方には、たまらないと思います。

「校門の前にいるミステリアスな露天商」
いました、いました。
下校の時にくぎ付けになり、家に帰って親からもらったお金(その流れで1度は必ず起こられる)を握りしめ、また校門に戻ったものでした。

親になった今、自分の子にせがまれたら、絶対にお金はあげないと思いますけどね(笑)。


次。
美術の先生が書かれた本だそうです。
面白い視点をお持ちの先生のようで、
その視点を世に出したいと、
編集者さんからのアプローチで本になったそう。



仕事柄、
「どうするのが正しいのか」と聞かれることが多い私。

「自分で考えて、自分なりの正解を導いて」と
言いたいのですが、
言い方によっては冷たく突き放しているようになり
なかなか難しいものです。


「アート思考」という耳慣れない言葉から、どういう思考法なのか興味津々でした。

読み進めながら、自分の子に、探求の根にもっと目が向くような育て方をして来ればよかったと、ちょっぴり後悔。

目に見えるものがリアルの全てではない、という、目から鱗が落ちる示唆がありました。

アートは、鑑賞者の想像で無限に変化し得るもの。「その意見も1つの答えだから受け入れよう」という意識が大事ですね。


見る人の解釈、
視覚の領域から思考の領域へ。

正解に捕らわれず、自由な発想で自分の行動や発言をしていきたいものです。


この本の内容とは関係ないのですが、
思い出したことがあります。



何年か前に、
どこかの自治体が開いた子どもの作品の展覧会で、
作品に作った子供の名前を貼らない、
という催しを報道していました。



見に来る人たちは
「誰々ちゃんの作品」という目で見るから
だそうです。



私たちは、無意識に、
自分や周りの人に、
レッテルを貼ってやしないでしょうか。

「決めつけ」をしないようにしたいものです。



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            石原 敬子


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Posted by FP石原敬子  at 23:15 │Comments(0)読書録

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