2021年09月07日

炎天下の読書

生まれ育った土地に関する
詳しい書籍は、
どんなジャンルでも手に取ってしまいます。

今回は、予科練。
太平洋戦争の時代に、
10代前半の男の子たちが
軍の訓練生として入隊した基地です。



私の通った小学校では、遠足で
必ずこの予科練の資料館に行きました。



このような詳しい本が出版されているとは
驚きました。


私は土浦市で生まれ育ちました。

子どもの頃、折に触れ、両親や親せき、学校の先生から予科練の話を聞かされて育ちました。大人の人たちは、「予科練の歌」をよく歌っていたので、私も、歌詞を見ないでも歌えるほどです。

本書は、たまたま検索か何かでたどり着いて知りました。

子どもの頃におじさん達から聞いていた予科練の少年は、おじさん達の話しぶりからするとあこがれの存在だった印象です。阿見の予科練記念館(昔からある古い方の記念館です)には子どものころ何度か足を運んだことがあります。小学校高学年ぐらいになると、おじさん達の話の印象とかなり違い、まだ母親が恋しい年代のお兄さんたちが壮絶な体験をしたのだ、と現実的なことがわかるようになってきました。

大人になった今、このような資料を、多くの日本人に読んでもらいたいと思っています。自衛隊の航空ショーや基地のお祭りは華やかですが、戦時中の歴史もぜひ知って頂きたいと思います。

月明りで母親に書いた手紙が、阿見に展示されています。何十年経っても、あの手紙を思い出すと、胸がキュンとします。

このような資料は、全国各地にあることでしょう。たった3世代前の先人たちの足跡です。どのように感じるかは人それぞれでしょうけれど、葬ってはいけない足跡だと思います。



次は、ガラリと変わって
ゆる~く読める本。


前作より良かったです。
前作は、後半がネタ切れのような感じで、無理やり「やめてみた」話題を持ってきたみたいな印象でした。

今回の「もっと」は、心の面で、やめてみて良かったことが並んでいます。

私から見ると、「やめるも何も、そもそもやっていないことが挙げられている」と思いましたが、人によっては人生が変わるぐらいのヒントが得られるのではないでしょうか。

ネガティブ発想になりがちな人に、お勧めします。



この2冊を読んでいた頃は、
ちょうど娘の部活の引退直前。

毎日8時間練習をしていて
だけどそれは
部活としては、制限を超えているので
保護者が見守りをし、
熱中症への備えや健康観察などを行う中の
練習でした。



子ども達は夏休みに入っていましたが
母たちは仕事があり、
できる人が見守りで
フリーランスの私は
ほぼ毎日つきっきりでした。



炎天下で、
読書をしながらの見守り。
その後ナイター練習。



引退した後、しばらくは
疲れが取れなかったのは
言うまでもありません。



そんな想い出もセットの読書録でした(笑)。


県大会前の練習


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            石原 敬子


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Posted by FP石原敬子  at 22:46 │Comments(0)読書録ソフトテニス

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