2021年10月18日

おばさんから人生のルールまで

しばらくアップが途絶えていた、
読書記録をご披露します。


日付を見ると、8月半ば。
そこから止まっていました(汗)。


まずは、おばさん論。

そうよね、「おばさん」って
卑下する言葉じゃないし、
特定の年齢層の女性を指す言葉なのに。



どうして
「おばさん」って呼ばれたら
いやな気分になったり
「おばさん」と呼ぼうとして躊躇したり
するのでしょうね。


岡田育さん、面白いです。さすが元編集者さん。言葉の用い方が、幅広い知識と思慮深さをお持ちの方のように感じます。

「おばさん」を再定義しています。いろいろな角度からおばさん論を展開していて、興味深い内容です。

私は第三部「少女でもなく、老婆でもなく」が面白かったです。おばさんど真ん中の私ですが、カッコいいおばさんと国民的おばさんの中間的存在を目指したいです。

ジェーン・スーさんとの特別対談も、読みごたえがありました。



次は、日本史。

どういうわけか、日本史の解説本に
関心があります。



高校の時に日本史を選択していましたが
暗記ができなくて理解をしようとして
キャパオーバーになり挫折。

大学受験は、文系だったのに
受験科目に日本史の代わりに
数学が選択できる所ばかり受けていました。


流れをつかむ、暗記でない日本史……待ってました! 
古代(まとまる)⇒中世(崩壊する)→近代(再度まとまる)

おお~。なんと大雑把な。大雑把だからこそ、秀逸。素晴らしき鳥の目。

少し前に、経済や家計の側面から歴史を見ていく専門書が流行りました。社会学者が語る歴史も、また違う面からのアプローチで面白かったです。

「太平洋戦争の敗戦で植民地を取り上げられた日本は、負担なく経済成長を遂げられた」と書かれていました。なるほど、別の見方をするとその通りで、とても重要な視点だと思いました。

また違う複数のジャンルの専門家による、それぞれの立場からの日本史を論じたものを、いくつか読み重ねてみたいです。



最後に、
読むのがつらかった本。
でも最後まで何とか読了しました。

レビューも素直に書いちゃいました(笑)。



相性の問題だろうと思うのですが、私は読み終えるのがつらいと感じてしまいました。

12のルール自体は、賛成できるものばかりで、自分に課したいルールだし、守ろうとする意識があれば、きっと人生は良い方向に向いていくでしょう。

けれど、各章の語りが、どうも私には説明が長すぎて、脱線もしているように感じられて、読むのが大変でした。それぞれのルールについて、2,3ページのポイントを押さえた説明でも十分だったのではないか? と感じます。

どれもうなずけるルールなだけに、展開が冗長で残念な気がします。



おばさんから人生のルールまで


秋も深まり、読書シーズンではありますが
日々、バタバタです。

もう少し、ゆったりと本を読みたいですね。




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            石原 敬子


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Posted by FP石原敬子  at 23:06 │Comments(0)読書録

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