2004年05月06日

円高・円安は誰が決めるのか?

前回は株価は誰が決めるのか?
⇒オークションに参加する人(投資家)

という話をしました。

それでは、次は・・・


「円高・円安は誰が決めるのか?」


最近は、外貨投資もとても活発ですね。

外貨投資に自分から目を向けるようになったプチ投資家サンが
すごく多くなったと思います。

昔は、外債(外国債券)の営業するのに、苦労したのにな~!

ひとことで言えば、
その時に為替のマーケットに参加している全ての意見の結果です。

例えば、円・ドルレートであれば、
その時に円を欲しいと思う量が多いか、ドルを欲しいと思う量が多いか、
ニーズの強い方が高くなるのです。


なんだ~!昨日と同じジャン。

そうです。
そもそもマーケットで取引されるものは、基本的に「買いたい人のニーズ」と
「売りたい人のニーズ」で値段が決定するのです。

ニーズで為替相場が決定されることになります。


では、投資家にとってのニーズとは何でしょうか?

★日本を評価し、円を欲しいと思うか。
★日本に対し低い評価を下し、円をいらないと思うか。

このニーズです。


評価とは、経済が強いとか、政治が安定しているとか、金利が高く投資に値する、
などのさまざまな尺度での評価があります。

円をほしいと思う人が多ければ、円高。
円をいらないと思う人が多ければ、円安。

為替相場というマーケットで、どちらの意見が強いかで、為替が動きます。

ちなみに、みなさん気軽に「円高」「円安」という表現を使っていますが、
正確には「円とどこの通貨のレートか」を明確に表現しなければいけません。

「円」と「ドル」の関係なのか、「円」と「ユーロ」の関係なのか。

ドルに対して円高でも、ユーロに対しては円安、もよくある話ですからね!

分かっているようで、ふだん意識していないことをお伝えしてみました。
だんだん、具体的な話をしていこうと思いますが、初めのうちはこんな感じです。

ご意見、ご要望がありましたら、どしどしお寄せくださいね♪
  

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵★☆

  ♪ご注意

当マガジンは、投資や運用に関する手続き上のポイントや、専門用語の解説、
情報の使い方などについての解説を目的としています。
投資等のご判断は、自己責任でお願いします。
発行者は、当マガジンのご利用により生じた損害は、その責を負いません。
発行者は金融・投資商品の販売は一切行っておりません。


-----
EXTENDED BODY PRIVATE:


同じカテゴリー(金融のこと、お金のこと)の記事画像
金利上昇=債券価格下落 って?
「イールドカーブ・コントロール」って何だっけ?
7年半ぶりの高い金利!
「老後のため」が圧倒的
資産所得倍増って!?
どうして円安に? 「指値オペ」
同じカテゴリー(金融のこと、お金のこと)の記事
 金利上昇=債券価格下落 って? (2023-04-27 22:38)
 「イールドカーブ・コントロール」って何だっけ? (2023-04-10 21:56)
 7年半ぶりの高い金利! (2023-01-23 23:55)
 「老後のため」が圧倒的 (2022-07-05 22:21)
 資産所得倍増って!? (2022-06-02 22:11)
 どうして円安に? 「指値オペ」 (2022-04-06 23:34)

Posted by FP石原敬子  at 15:17 │Comments(0)金融のこと、お金のことメルマガarchive

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
円高・円安は誰が決めるのか?
    コメント(0)