2018年05月29日

「元を取る」という考え方

もともと私は貧乏性で、
「元を取る」
という意識が強い方だと思います。



たとえば、

スキーのリフト1日券。

ゴンドラに何回乗ったか、
リフトに何回乗ったか。

レストハウスでまったりしていたら
もったいない!



クリーニング代。

素材が特殊で、
特別料金を払ったクリーニング。

せっかくだから
着なくちゃもったいない。



1ヵ月に何回通っても良い
フリー会員の月会費。

何回行ったか数えて
1回あたりの単価を計算。

できるだけ行かなくちゃ
もったいない。



でも

本当にそれが良いのか?



元が取れなくても、
代わりに何かできたのなら
その選択は間違っていなかったと。

そういう場合も、あるんじゃない?



たとえば、スパ。

施設に入れば、
さまざまなタイプのお風呂があって
あっちもこっちも入らなくちゃ。

せっかく入場料を払ったんだから。



だけど
熱中症になりやすい私。

のぼせて気分を悪くしてしまったら
元も子もありません。

ほどほどに、
気持ちの良いところで上がればいいでしょ。



たとえば、ヨガの月会費。



4月は、他の月よりも
ヨガスタジオに行った回数は少ない。

でも、
それはセミナーの仕事が
他の月より多くて
しっかり仕事をしたから。

ヨガの月会費はもったいなくても
収入の多い月だったのだから
OKでしょう。

これは、さすがの私でも納得します。



でも
ちょっと視野を広げてみました。



5月。

今月も
4月と並ぶぐらいに
あまりヨガに行けない月でした。



代わりにやれたことは
仕事つまり収入を得ることではなく
プライベートな時間。

ボランティアの打ち合わせ。

家の片づけ。

衣替え。



ヨガの月会費は
元が取れるほど行っていないけれど、
他に手に入れられたことがあれば
良いのではないか?



今月は、
ちょっとそんなふうに思いました。



そして

1回1回のヨガに
とても集中して
とことんヨガの時間を
満喫した気がします。



とかく

お金の使い方というと

「金額に対して得られたものが
どれだけ多かったか」

損得勘定で考えてしまいがちだけど、

「選択しなかったことで
得られたものの価値」

に焦点を当ててみると
意外と
「損ではなかったのかな」と
思えたことが、何だかうれしいです。




そんな視点に気づいた今日のヨガは、
いつも以上に、とても楽しかったです。




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            石原 敬子

  

Posted by FP石原敬子  at 23:04Comments(0)雑感ひとりごと